JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

FT-818のマイクゲイン調整part2

2020年10月29日 23時25分57秒 | リグ系

前記事:FT-818のマイクゲイン調整part1 のつづき

とりあえず、FT-818単体で調整確認することは不可能という結論は出た。そこで次の手だ。しばらく考えた結果、モービルでFT-818のお店を広げて送信して、それを車載中のFT-857Dでモニターしてみることにした。過去にFT-857Dの走行音バックノイズ調査を行ったときに、助手席にFT-897Dを載せてヘッドホンを介してモニターしたことを思い出し、ほぼその再現という訳だ。

もちろんFT-857Dが入力過多で壊れないように、アンテナ&同軸ケーブルは外し、ATTをONにする。余談だけど、ATTをONにするとIPOはOFFになるんやね。たぶんOFFと言うか、高周波増幅段が無いことになるんだろうな。まぁ見た目だけの話ということにしておきたい。で、話を戻して、モニターはFT-857Dに挿したヘッドホンで行い、集中して聴く。

早速実行するも、結果はよく分からなかった。SSBの場合、概ねマイクゲインの数値が20以下であれば不足気味なのは分かったが、20超の場合が怪しい。極端に言うと、数値を100にしてもALCメーターの振れ方が少しの変化しかなく、FT-857Dで受信した声が割れているようにも聴こえない。

「もしかしたら、あまりこだわらずにデフォルト値@50で使えばいいのかな?」とさえ思えてしまう。だけど同時代のリグであるFT-857DやFT-897DでSSBマイクゲイン値が50だなんて考えられないよな~。一方、数値を大きくしていくとバックノイズや私の息継ぎ音は大きくなっているので、やはりバランスが取れている値で使いたい。

次にFMだが、これもよく分からなかった。音割れの瞬間はあるのだが、FMマイクゲイン値を下げていっても音割れがゼロにはならないし、終いには「明らかにゲイン不足でしょ!」っていうくらいに小さな声になるし。なのでこれも「あまりこだわらずにデフォルト値@50で使えばいいのかな?」と思ってみたり。

まぁこのやり方、前回はバックノイズの有無or程度を調べることが目的だったから、音声以外の音を見るだけで分かりやすかったんだろうけど、今回は音声そのものだからな…。全く掴めない結果ではなかったものの、どちらかと言えば今回の作戦は失敗だな。また何か考えます…。


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