JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

オリジナル翻訳ノート

2012年05月21日 05時08分43秒 | まずは上級ハム

唐突だが、成功や失敗を問わず“勉強の方法”について振り返る機会があり、以前に開設していたサイトの記事を流用&見直しして、ブログ化した。具体的には、6年ほど前に取得できた1アマ(第一級アマチュア無線技士)の受験勉強の過程で、個人的に今でも効果的だったと思っていることである。

【1】仲間に取得宣言する。
たいていの場合、これによって後に引けなくなる。ただし一定以上のプライドは必要だけどね。「大風呂敷を広げる人」あるいは「可愛そうなくらい全くプライドの無い人」と言われないためにも“有言実行”で行きたい。

【2】一緒に取り組む有志を見つける。
ピン(一匹狼)では挫折しやすい。さらに後方支援者がいれば、なお宜し。人も含めて「使えるものは全て使う」感覚で取り組む。

【3】30分程度の短時間でもよいので、毎日勉強する。
ただし頑張り過ぎてへばらないように、週1日程度はOFFにする日も忘れずに。

【4】全くわからない場合でも、まず問題に取り組み、解けない時に教科書を使用する。
勉強が進んでいる実感を得るためにも、まず問題に取り組んだ方がよい。それと様々な内容の勉強をすることは何もしないよりは良いが、的外れな勉強は避けたい。

【5】ノートを作成していく。
単に問題の解答をしていくのではなく、その解答に至った過程がわかるようにノートにまとめる。計算問題の場合は簡単なものであっても、どの公式等を使ったかを分かるようにする。教科書や問題集の「オリジナル翻訳ノート」(UPした写真)を手に入れれば、もうこっちのもの。

私の場合、上記の中で特に効果的だったのは、【5】である。その理由は、以下のように考えている。

[1]書くという動作(行動)によって、頭の整理を行うことができる。
問題集の解説等だけでは分かり難いと感じたら、それを自己流にまとめる。つまり、「自己流にまとめた瞬間=頭の整理が完了した」ということになる。

[2]書くという動作(行動)によって、より理解してから書こうとする。
書いたものは後に残るので、きちんとしたものを書こうという心理が働く。しかし、あまりにもこれに執着しすぎるのは、かえって問題ということも。

[3]書くという動作(行動)によって、頭および体で覚えることができる。
要するに、漢字や英単語の練習と同じ効果があるのでは?と。

[4]オリジナルのノートがあると、本番直前の復習などを驚異的なペースで行うことができる。
これは、上記3項目を経たノートを読み返すことによって、ノートを作成した時の記憶が蘇るからではないか?と思っている。また、いわゆる暗記系とは異なり、不幸にも1~2週間、あるいはそれ以上のブランクが発生したとしても、これまでのおさらいが容易にできたことは、正直驚きであった。(これは経験上、最も強調したいところ。)

だけど何だかんだ言っても、結局は「絶対モノにしてやる!」という「強い志」が前提なのは言うに及ばず。そういうことよ、うん。


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