前記事@part1を踏まえ、おさらい&新ネタがあれば入手というノリで、ダイポールアンテナのトラブルシューティング的な内容を、ネットで調べてみた。その結果、とりあえず水平状態でインピーダンスがどう出るか(50Ωより高いか?低いか?)によって対策が変わってくることが分かった。
であれば、まず水平状態で測定して現状を把握しないとプランが定まらないんだけど、せっかく120°Vの状態になっているので、昨日(10/7)やり忘れた状態で1回測定する。
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■測定条件など
・基台 :CQオーム_MAV-2Wの軽量化等改造品(改造設計、製作、組立:すべてJR9RVK)
・エレメント :DIAMOND_HF40FXW(ボトムローディングホイップアンテナ)
・同軸ケーブル :7MHz用アンテナチェックケーブル(MP&MP仕様)
・アンテナ地上高:約4.8m
・エレメント角度:180°、120°V、ただし自重による湾曲は含まず。
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500MarkⅡ/改)
・その他 :帯域はSWR≦1.5の範囲とする。
また、2本のエレメントを区別するため、向かって手前側からバラン、マウントプレート、ポールとなる向きを正面と定義し、左側エレメントをA、右側エレメントをBとする。
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■初日の不足分(これのみ、回数は前日のつづきとした。)
・8回目【120°V、A=878mm、B=880mm】:f0≒6.822MHz、SWR≒1.82、Z≒52Ω、帯域なし
前日は両エレメント最短状態から伸ばしながらの調整を行ったが、両エレメント最長状態での測定が抜けてしまったので、それを実施。これによって、ボトムSWRが高いながらもf0の範囲がバンドの範囲を完全網羅していることが分かった。
■現状把握(両極端状態を確認し、方向性を見極める。)
・【180°、A=671mm、B=673mm】:f0≒7.340MHz、SWR≒1.68、Z≒64Ω、帯域なし
・【180°、A=878mm、B=880mm】:f0≒6.8425MHz、SWR≒1.79、Z≒50Ω、帯域なし
限りなく原理的(教科書どおり?)な状態で測定。地上高は波長に対して短いけど、Z値が50Ωを割り込まなかった点は意外だった。なので、結果オーライで角度を付けることは間違いでなかったっぽい。
■180°オフセンター給電の可否確認
・【A=671mm、B=880mm】:f0≒7.078MHz、SWR≒1.10、Z≒48Ω、帯域=7.060~7.096MHz(7.078MHz±18kHz)
・【A=878mm、B=673mm】:f0≒7.0805MHz、SWR≒1.13、Z≒49Ω、帯域=7.063~7.098MHz(7.0805MHz±17.5kHz)
現状把握でZ≒50Ωという結果が出たことをきっかけに、180°でオフセンター給電をやってみる。それぞれ両極端なエレメント長さで測定したところ、調整で何とかなりそうな結果が出た。
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上記の結果を得た時点で夕方&雨が降りそうな雰囲気になったため、作業はここで一旦終了し、続きは次の週末に。もう最終段階に来ていると思うので、雨で延期などという話にならないよう期待しますね。
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