大糸線の全線開通日に行った乗り鉄で、手に入れたきっぷ類は計4枚。道中では、それらがくしゃくしゃにならないよう意識しながら保管していたが、安心しきったのか?自宅着時点でそのことは忘れていた。日が変わり今日になって「あれっ?きっぷはどうした?」となり、コレクションブックに収めることにした。
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4枚のきっぷ(写真左)で特筆したいのは、糸魚川駅のものは台紙が“えちごトキめき鉄道”のものになっていたこと。これにはちとガッカリ。「JRの路線なのに…。」と併せて、気付いた時点で「JRは在来線を丸投げしたのか?」と思った。しかし乗車時に運転士がJRの社員であることが掲示されてたので、新幹線を除く駅業務を委託したものと認識変更。とりあえず丸投げではないみたいだ。
また南小谷駅では、入鋏と言うかハンコ付きのきっぷは結果的にゼロ枚となった。使用済みきっぷは欲しい旨を申し出るとそのままどうぞとゼスチャーで対応された。間を明けずに入場券と帰りのきっぷは自販機で購入中していると、駅員は別の客が切り出して来た長距離きっぷ(たぶん300km超となる太平洋側の県まで)の対応で忙しそうで、入鋏ぜずにそのまま改札を通って乗車した。
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話をコレクションブックへの収納に戻そうとおもったが、開くと10年前のきっぷ類(写真中央~右)が出てきた。この中で普通は乗車記念証明書に目が行くと思うが、ここで特筆したいのは平岩駅の入場券(写真右中央)だ。この記事を書きながら参考までに“平岩駅 入場券”でGoogle画像検索してみたが、出てきたのは記念入場券や無人化前の硬券が数件であった。
この入場券、デザインを見て分かる方もいるとは思うが、車内で販売されるときなどに用いるハンディー型端末(←正式名称を知りません…。)で発券されたものだ。もちろん車内で入場券を買った訳ではなく、ちゃんと駅で買ったものだ。これには平岩駅特有の事情が背景に有る。
平岩駅は2002年3月23日から無人駅になったが、その後も夏山シーズン限定で有人になる。私が乗車したのは8/15なので日中であれば有人駅、「ならば!」と窓口で乗車券と入場券の購入を申し出た。その結果、駅員はハンディー型端末を持ち込んでおり、入場券と聞いた時点で“鉄”だと思われた?のか、発券前に一般の窓口で扱う形態のきっぷではない旨を説明してくれたが、当時の私は「かえってレアだ!」と思い、二つ返事で発券をお願いした。臨時と言うか管轄が糸魚川駅なので、発行駅が糸魚川駅になっていることは受け取ってから気付いた。まぁご愛嬌と言うことで。
さて、この記事のタイプ&これらのきっぷを見ながら、10年前にプチタイムスリップしている。平岩駅の賑わいや車内の様子(セルフサービスの乗車記念証明書コーナー、夏休みらしい乗客の賑わい、他)など、今回とは対照的だった。やはり今回は雨が降っていたことが最も残念だったが、まぁそんな時も有るわな~。次回の大糸線乗り鉄が何時なのかは未定だが、ぜひ晴れた日or雪の日に巡り会いたいと思う。
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