JARL会員の立場の1つに“ライフメンバー(旧通称:永久会員)”というものが有る。詳細は他のサイト等に譲るとして、結論から言うと私もライフメンバーの1人だ。
細かく言えば違うのかもしれないが、ノーオプションの場合の実感は「とりあえず“JARL会員”と名乗れるだけ。」だ。と言うのも機関誌の“JARL NEWS”は購読できないし、事実上の最大のメリットである“QSLカード”の取り扱いが発送/受取とも利用できないという、極めてショボい待遇になる。まぁ“アンテナ製作会”への参加や“カラー門標板”の購入が叶っているので、ショボいは言い過ぎなのかもしれないが…。
で、今回“QSLカード転送サービス”を申し込むことにした。料金は3600円/年で、正員の年会費の半額だ。まぁ“JARL NEWS”はメールマガジンを代わりに充てればOKだろうと言うことで、正員フルコースはパスとした。
その申し込み手順だが、これが分かり難かった。レアなケースなのかJARLのサイト内からはたどり着けず、Googleで“JARL ライフメンバー カード転送”と検索して、何とか欲しい情報が載っているJARLのサイトを発見。それによるとこうだった。
(1)kaiin@jarl.org 宛てに「コンビニ決済」希望の旨を連絡する。
(2)上記メールの返信で何かはよく分からんが、手続き専用画面へのアクセス情報が送られてくる。
(3)専用画面の指示?に従って手続きを進め、コンビニで支払う。
この流れに沿ってメールを送信、返信メールに有ったリンクから手続き画面に進み、支払いコンビニ系列を選んで払込票番号とバーコードを入手し、今朝の通勤時に支払いを終えた。私はスマホに電子マネーは登録していないので、スマホを提示した支払いは初めてだった。実際は受信したメールを2日間放置したり等のタイムラグは有るものの、コンビニやATMで振込みを行うより楽だった。
メールのやり取りの工程が自動化&24hr体制になれば、コンビニまでの移動時間を除いて5分少々で手続きが終わりそうだ。なので、クレジットカードを使いたくない方にイチオシの方法だと感じた。同じ方法が選択肢に有るのであれば、今後も利用したいと思う。
■2019年7月26日 21:42 追記
JARLのサイト内にある“JARL会員検索”で“JR9RVK”を検索してみた結果“○Yes”と出てくれた。また、JARL会員マイページ内の会員(会費)期限に“ライフメンバー転送手数料”の特記付きで“令和02年08月06日”と書かれていた。上記を以って、カードの発送&受取が可能になったことを確認できたので、心置きなく運用が出来るようになった。
それにしても従来パターン(郵便振替)だと早くても8/7から有効になるのに対し、支払い当日?翌日?から翌年8/6までということで、1年プラス2週間ほどのサービス有効期間となった。これはネット決済様様であります。
これだけハムのというか会員数が減少すれば致し方ないところでしょうか・・・
今でも空などでは“永久会員”と呼ばれいるんですかね?
こちらは5年くらい穴が開いているので、把握できてませんが…。
とりあえず受け身実績で言えば、
①ライフメンバー制度の案内&そこに至ったことに対するお詫び文が届く。
②ライフメンバーの会員証とオプション(紙JARLnews、QSLカード転送)用の振込用紙が届く。
→もしかしたら①と同時だったかもしれないが、記憶無し。
③その後は理事選挙の投票用紙が届く以外は、何も無し。
という感じでした。
なので「とりあえず“JARL会員”と名乗れるだけ。」と感じたんです。
こちらは8万円駆け込み組でして、
値上げ後年会費換算すると、既に元は取れた&5年分くらい恩恵を受けています。
なので通常年会費の半額でQSLカード対応が叶う現状を受け入れています。
→これでも7200円に値上げする前の年会費4800円より安いので…。
今は終身会員というだけで会員割引くらいしかメリット無しです。
QSLもJARL NEWSも届きません。
欲しければ別料金を払うことになりますがJARL NEWSは年に4回。こんな物ではNEWSと呼べません。今はWEB上でも見られるしCQ誌を買えば情報は得られるので金払う気にもなりません。QSLの転送だけして貰っています。
QSLの転送もしないなら終身で会員の身分が保証されるだけですね。
これといってメリットは感じません。
現物未確認のため記憶のみで書きますが、以前(ライフメンバー制が始まる前と言うか、8万円の前納後)の会員証は、会員証葉書の左側を切り取る格好で、通常だと「○○から○○まで正員であることを証する。」と期限が切られている所を「○○から正員であることを証する。」となって“○○まで”の文言が無い会員証でしたね。(一字一句合ってはいないと思いますが、こんな意味の文面だったはずだと。)
これを踏まえて当時は「そっか~、無期限になったんだな~。」と思ったことは覚えています。そういうことだから、JARLも葉書切り取り済み&ラミネートされた長期使用に耐えやすい会員証を送って来たんだと思います。なので当時から“永久会員”という呼称は会員証や規則に無い表現、つまり非公式な俗称なんですよね~。まぁこちらから会費前納制度利用者アピールをすることは無いので、俗称が有ろうと無かろうと関係無かったですけどね。
そしてライフメンバー制が始まってからは、周知のとおりです。私もQSLカード転送サービスの割安?値引き?が最も大きなメリットですね。それと人によっては、単にライフメンバーであることもメリットですかね?もう現状では、なりたくてもなれない立場ですし…、それはさすがに無いかな…。
しかし原資が無くなったので廃止しますと言われた時には詐欺かと思いました。(苦笑)
しかしコンビニ払いは面倒くさい。
かといって銀行振り込みとかカード払いというのも本人が死んだら後に残された人間が手続きで余計な苦労するハメになるし..
私も、ほぼ同じ計算をやりました。ただし棒に振る1年払いの会費の約半額(有効期限までの残り分)を加えて、値上げ後の会費@7200円で何年分に相当するか?です。
それを再現しますと“(80000円+2400円)÷ 7200円 ≒ 11年5か月”となります。当時は21歳で、10年以上続けて来た趣味などは無い立場だったので、「この先10年以上続ける!」と宣言したようなものでした。
上記再現計算のついでに「結局何年分の会費が浮いた?」を計算した結果、“8年2か月分”であることが分かり、先のコメントの“5年くらい”を大きく超えていました。JARLには「言ってたことと違うじゃん!」という思いも無くは無いですが、一方で「さすがにこれだけの運用益は出せんわな…。」とも思いました。
なので今は、8年2か月分の会費が浮いたことと、いつまでかは不透明ながらも事実上会費が半額になるという、2つのメリットを得たとプラス思考で行こうと思っています。