JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

撮り鉄2015part24(高山本線 猪谷-杉原)

2015年06月22日 21時59分46秒 | 高山本線

今日(6/20)の撮影の参考になればと思い、数日前からネットで撮影地検索をしている。その中でR360@加賀沢橋から上り便を撮影した雰囲気に似ているが、明らかに別物という画像が何枚か出てきた。併せて掲載されている文字情報によると、トンネルの非常口から外に出て撮影地に向かうらしい。個人的にそんな移動はやったことがないので、道活動も兼ねて行ってみることにした。

■高山本線 猪谷-杉原(撮影日:2015年6月20日)
該当区間の雰囲気は概ね把握しているので、飛越トンネル側から向かう。しばらく進むと右手に駐車帯が現れ、その少し先すぐ左手に次の駐車帯が現れる。そこにクルマを停めて200mくらい?富山側に歩くと鉄扉の非常口が現れた。施錠は無く、私が行った時は半開き状態であった。外に出る前に1度扉を閉めようとしたが、閉めることが出来なかった。何か挿んでいるようでもなく引っかかっている様子も無く、意味不明な状態であった。

上記の情報の方が分かりやすい気がするが、改めていつもの表現で。上記と重複しても無意味なので富山側から追っかけてみる。場所は猪谷駅から約4km、R360@加賀沢トンネルを抜け飛越橋を渡りきると飛越トンネルとなる。この場所、パッと見は1本のトンネルだが、加賀沢トンネル→飛越橋→飛越トンネルとなっている。これは飛越橋が半円状のシェルターで覆われているためで、ほぼ間違いなく豪雪(除雪)&凍結対策のためだろう。で、飛越橋の西詰の日本海側に非常口があり、その踊り場?が撮影地だ。なお、法面に設置してあるハシゴで旧R360に下りて撮影するのも1つだと思うが、撮影機材を担いで降りる気にはなれず速攻で却下した。(笑)

ちなみにこの扉、もし閉めたら外側から開けることはできないようだ。何しろ外側にはドアノブが無い“のっぺらぼう”の扉だからだ。おそらくそのためだと思うが、周囲に分厚い木材と適当な流木っぽいものが散乱していた。私もそれを利用して、誤って扉が閉まらないようにして撮影した。

-・・・-
帰宅後、この撮影地に関して「何か見たことあるような…。」となり、過去の写真をあさってみた。その結果、2002年のGWに下見して、旧道から列車がいない写真を参考までに撮っていたことが判明した。ちなみに橋梁の塗装はリフォーム前で、今より味のある雰囲気だったみたい。

振り返ると当時は旧道がまだ通れる状態で、その後しばらく放置(おそらく道が狭くて路駐不可だったとか?)している間に旧道の崩落で安全に行けなくなり、事実上消滅した撮影地だと思っていた。それがこんな形で撮影できるとは、何だか無くしてしまった大切なものを、久しぶりに発見できた時の気分に近いものを感じた。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 撮り鉄2015part23(高山本線 ... | トップ | 撮り鉄2015part25(高山本線 ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (JR9RVK)
2015-06-23 22:45:54
夏目レイコさん、こんにちは。
撮影地情報は箇所数の他に光線状態、特に朝夕にできる山の影に関する情報なども仕入れたくてネット検索しています。その時に今回の撮影地レポートが出てきました。それでも光線状態と移動時間が合わなければNGなので、運次第です。今回のは通りすがりでは有り得ない所なので、先達の方には大変お世話になったと思います。
返信する
よかったですね (夏目レイコ)
2015-06-23 10:11:25
努力賞ものですね。下調べに行動にと(*^_^*)
返信する

コメントを投稿

高山本線」カテゴリの最新記事