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このアンテナは、既に立ち上がっているHF20FXに近い存在感だったので、立ち上げる優先順位が低くて調整を後回しにしていたが、短めのSUS製エレメントなのでHF○○FXシリーズより走行中の揺れ(しなり)が少ないため、中々捨て難いものがある。それと、14MHzの普段使いアンテナで最後に残ったアンテナと言うことで、さっさと調整して区切りを付けようと思う。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ+天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :14MHz用アンテナチェックケーブル
・アース :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500)
・その他 :目いっぱいステルス処理済み、帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=14.153MHz付近
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まずは現状把握。先日(9/8)の再確認も兼ねて、標準エレメント挿入長さMAX状態で測定。結果はf0=14.145MHz、SWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域=14.083~14.207MHz(14.145MHz±62kHz)であった。
うん?前回よりf0が10kHz高いので、念のためアンテナアナライザー側のコネクターの緩み、アンテナのMJ-Lコネクターへのねじ込み、チェックケーブルの踏み付けなど、セッティング関連を確認。特に不備は無かったので、この値をスタート点にする。
以降は両頭グラインダーで-1mm、-0.3mmと削りながらトライ&エラー測定。最終結果はf0=14.154MHz、SWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域=14.092~14.216MHz(14.154MHz±62kHz)となり、作業終了とした。
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都市伝説的なところもあるけど、アンテナを2本取り付けるときに一方のアンテナが短くて済む場合は、なるべく短い方が干渉の程度が軽い気がしている。今回のアンテナを含むHFB-○○シリーズは、10MHz以上のバンド用が実長さ1mクラスなので、干渉具合だけはHF○○FXシリーズより有利なんじゃないかと思っている。そういうことも含めて、この両シリーズを使いながら「あーでもない、こーでもない…。」と楽しんでいけたらと思う。
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