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前回(8/31)、調整作業に必要なアイテムが有るか無いかという観点で成り行き任せ、つまり、必要の有無ではなく着手の可否でチョイスし、何とかボウズ回避の調整作業だったHFB-15だが、今回は容量環ミゾを踏まえたステルス処理が終わったことと、このまま来年の国内シーズンまで放置するのも「あんまりだ!」と思ったので、今回区切りをつけることにした。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ+天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :21MHz用アンテナチェックケーブル
・アース :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500)
・その他 :目いっぱいステルス処理済み、帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=21.200MHz付近
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まずは現状を把握するため、前回(8/31)の調整長さのまま測定。結果はf0=21.045MHz、SWR≒1.03、Z≒48Ω、帯域=20.858~21.232MHz(21.045MHz±187kHz)であった。う~ん、ニーズがCWメイン+オマケでSSBであれば妥協レベルかもしれないけど、このアンテナはSSB走行モービルで使いたいので、これではボツだ。
上記の状態は、まだエレメントにスライドの余地があるので、両頭グラインダーを使った削り加工は無く、スライドで-10mm、-5mmと短くしてトライ&エラー測定。結果はf0=21.200MHz、SWR≒1.02、Z≒49Ω、帯域=21.010~21.390MHz(21.200MHz±190kHz)となり、作業終了とした。
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前回(8/31)も思ったことだが、同じバンドなのにHA021@実長さ1mクラス型落ちモデルとは対照的な結果を得た。お陰様で、走行モービルで使える21MHz用モノバンドアンテナが立ち上がってくれた訳だが、逆にHA021の何がNGであんな結果になったのかに興味が湧く。
まぁ私では追究しきれない原因だと思うけど、漠然とひょんなきっかけで解明するかもしれない。まぁそれはそれで、その時に勉強できればと思う。
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