JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

HF20FX(14MHz用ホイップ_SSB国内コンテスト用)の測定&調整_221203

2022年12月07日 06時35分45秒 | 14MHzアンテナ

このアンテナは、HF○○FXシリーズの中でも比較的早いタイミングで購入したうちの1つで、シエンタに乗り換えてから比較的早いタイミングで立ち上げ(←【注】カムバック後に再購入したもの)、以降も使用環境が変わる度に再調整してきた。

それで現在@part1はf0≒14.154MHz、帯域(SWR≦1.5範囲)≒f0±70kHzとしているが、14MHzはこの範囲以外にも運用需要があり、そのうちの1つが国内コンテストにおけるSSB運用だ。その周波数は14.250~14.300MHzなので、先の1本では対応しきれない。(ちなみに10/9のCG-TESTは、FT-891MFC-50@外付け純正オートチューナーでごまかし運用とした。)

そこで、7MHzのように使用周波数に応じて本数を増やして対応すると決め、HF80FXと併せて追加購入した。と言うことで、同アンテナのpart2としてSSB国内コンテスト用に調整していく。

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■測定条件など
・モービル   :シエンタ天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :14MHz用アンテナチェックケーブル
・アース    :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)×2枚
・測定器    :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500)
・その他    :目いっぱいステルス処理済み、帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=14.270MHz付近
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まずは現状把握、エレメントを目いっぱい伸ばした状態で測定。結果はf0=13.940MHz、SWR≒1.02、Z≒49Ω、帯域=13.874~14.006MHz(13.940MHz±66kHz)であった。バンドエッジに対して、先のHF80FXとよく似た差の値が出たねぇ。

次に、エレメントを目いっぱい縮めた状態(-97mm)で測定。結果はf0=14.482MHz、SWR≒1.02、Z≒49Ω、帯域=14.417~14.547MHz(14.482MHz±65kHz)であった。両極端な状態でそれぞれ測定した結果、この範囲にバンド全体が収まっていて、且つ適切なSWR値とZ値が出ているので、あとはf0さえ合わせればOKと見立てる。

上記を踏まえ、伸縮エレメントを+40mm、-3mmと変えながらトライ&エラーを繰り返し、最終的にはf0=14.272MHz、SWR≒1.01、Z≒50Ω、帯域=14.207~14.337MHz(14.272MHz±65kHz)となり、作業を終了した。ちなみに、伸縮エレメント最短状態に対して37mm伸ばした状態となった。

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part1@普段使いSSB用と比べると帯域が若干狭めのようだが、メーカー製のアンテナであっても誤差で片付けたくない個体差があることは経験済みなので、こんなものなのかもしれない。それと直近で思いつく国内コンテストが無いので、何かタイミングよく遭遇or見つけることが出来れば使ってみたいと思う。


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