JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

各アンテナの再測定による本チャン敷設ケーブルの見極め

2020年01月02日 23時23分27秒 | アンテナ系共通

本当はQSOパーティーの記事を上げるべき日なのだが、せっかく昨日の記事で着手順を明確にしたところなので、それのキープとなる記事を上げる。

-・・・-
50MHzホイップの調整は無事に終えたと言うか、とりあえずデフォルトキープとした。次、チェックケーブルはこのまま50MHz用のままで、他のアンテナ(調整済みのものを含む。)を測定してみる。その理由は、最終的に敷設する同軸ケーブルを12/28-AMに失敗したもので賄いたいため、それに限りなく近い50MHz用チェックケーブルで代用することにした。やっぱり当初の予想どおり、K3000@本チャン基台は段取りが面倒だった。なのでケーブル交換を1回手抜きする。で、測定結果&メインのは以下のとおりで、“SWR”はボトム値、“帯域”はSWRが1.5以下の範囲とする。

■第一電波_CR8900(29/50/144/430MHz)
4バンド中、調整がオモテメニューに無い50MHzの状況を把握したかった。
f0=53.238MHz、SWR≒1.12、Z≒47Ω、
帯域=52.202~54.274MHz(53.238MHz±1.036MHz)

■COMET_HFB-17(18MHz)
調整未着手のため、SWR値と帯域が知りたかった。なので他の項目は、ついでだ。
f0=18.028MHz、SWR≒1.20、Z≒66Ω、
帯域=17.954~18.102MHz(18.028MHz±74kHz)

■COMET_HFB-40(7MHz)
ケーブル長さの変化による見せかけの程度を見たかった。
f0=7.127MHz、SWR≒1.04、Z≒54Ω、
帯域=7.101~7.153MHz(7.127MHz±26kHz)

■COMET_HFB-20(14MHz)
これも、ケーブル長さの変化による見せかけの程度を見たかった。
f0=14.125MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、
帯域=14.072~14.178MHz(14.125MHz±53kHz)

■COMET_HFB-12(24MHz)
スライドによる調整の余地の有無、ボトムSWR値、帯域が知りたかった。
f0=25.335MHz、SWR≒1.07、Z≒49Ω、
帯域=25.124~25.546MHz(25.335MHz±211kHz)

上記から、①とりあえず現車ではCR8900(29/50/144/430MHz)の50MHzを使う訳には行かない、②HFB-17(18MHz)のボトムSWRが1.2くらいに落ち着きそう、③同軸ケーブルの長さによる見せかけの特性の程度、④HFB-12(24MHz)に加工不要な調整の余地が残っていること、以上を確認することができた。

これを踏まえて12/28-AMに失敗した同軸ケーブルは、モービル敷設用に再利用が可能と判断した。早速、モービルに敷設していく。この先は、前記事@同軸ケーブル系の本チャン設置の“本チャン同軸ケーブルの敷設@常願寺川公園”につづく。


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