この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

山スキールート212

2018年12月02日 | 本と雑誌

カッコイイ表紙

山と渓谷社から山スキールート212発売されました。

僕も縁あって2ルート紹介させていただきました。日本中のルートを網羅していて充実した内容となっています。

これからのシーズン参考になさってください。宣伝させていただきました。


山岳資料館

2011年06月22日 | 本と雑誌

2011062114070000 展示品の一部。昔の貴重なスキー。

高山市内に山岳資料館がある。

どなたでも無料で気軽に入ることが出来るので興味のある方は是非どうぞ。

展示品は非常に貴重な物ばかりである。

麻のザイル、ハーケン、カラビナ、アックス、アイゼン、現代のツールとはかけ離れた登攀用具も沢山あった。

中でも目を引いたのが飛騨産のピッケルである。多分100年近く前のピッケルであろうか。誰が作ったのか分からないが非常に美しいピッケルだった。

2011062114200000 資料館外観。

僕が行ったときたまたま山岳会の重鎮が資料の整理をしていて、詳しく解説していただいた。

ヒラリーが飛騨を訪問した時の様子や、南裔(なんねい)禅師直筆の屏風(重文級)などなど、見応え充分である。

まだ展示されていないが古い山岳図書など素晴らしいものが一杯だった。

ほとんど飛騨山岳会関係の資料で100年以上の歴史を持つ飛騨山岳会と飛騨の岳人達の偉大さを改めて感じさせられた。

2011062114200001 飛騨山岳会歌碑。裏に会員の名が刻まれている。僕の名前もあった。


マンガも読みます。

2010年09月27日 | 本と雑誌

2010092716200000 『元祖女子山マンガ でこでこてっぺん』

登山専門誌、月刊『山と溪谷』に17年間連載されているマンガがある。

著者はゲキさんという女性で、自分が山へ行った時の体験などが面白、おかしく漫画化されていて楽しいマンガである。

共感できるネタもたくさんあり特にこれから山をやりたいと思っている女性には打ってつけのマンガかもしれない。

今回単行本化されて早速買ってしまった。最近いろんな山のマンガがあるが僕はこれが一押しです。


日本百名山

2009年05月15日 | 本と雑誌

P1010283 日本百名山の表紙

最近、日本百名山という本を読んでいる。コレは深田久弥という人が、昭和39年に雑誌で紹介したのが始まりで、深田氏が日本中の山を登りまくって百個の山を選び出したものである。百選び出すということは百以上登らないと選び出せないはずなので、大変な労力だったと思う。 最近は登山者の中で百名山がブームになっておりこの本を頼りにしている人も多い。

日本中の山に登ってみたい人にとってこの本は一つ一つの山を絶妙な表現で表しているので、読むだけでその山のイメージが湧いてきそうである。もちろん百名山以外にも素晴らしい山は沢山あると思うが、日本の代表的な山を登り続けたい人には打ってつけの本には間違いないと思う。僕はまだ、15山程しか登っていないので何年かかっても、百名山全てに登ってみたいと思っている。同じ山なら何十回も登っているのになかなか遠出は難しい。

南北に長い日本列島、北から南、中部山岳や四国の山、それぞれ違った美しさがあるに違いない。考えただけでワクワクしてしまう。夢はどんどん膨らむ。


カシミール3D

2009年02月14日 | 本と雑誌

Cag0cn2h カシバードで。

最近面白い物を手に入れた。カシミール3Dである。

これは山と風景を楽しむ地図ナビゲータで地図から標高を読み取ってそれを立体的に起すのである。さらにそれを撮影という手段で春夏秋冬、やいろんな景色に変えることができて楽しいものである。

Ca7ea9dz 夏の槍、穂高連峰

パソコン上で日本中自由に飛びまわれて思い道理の景色に変えられる。また、地図上に自分の行きたい登山道を記入してそれをGPSに転送できるので大変便利だ。自分の行ったトレースもカシミールにダウンロードできて記録に残せる。また山の断面図や標高差も簡単にでるので登山計画を立てるのに役立つ。便利な世の中である。