この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

焼岳参りその2

2008年06月30日 | 山行記録

P1130233_2 らっしょもない焼岳小屋

今日は「匠馬の親父」さんと、焼岳へ行ってきた。今朝まで雨が降っていて天気はいまいちだったが、体力作りと割り切った。出発時間は12時30分と遅かったので、ハイペースで登り続けた。山登りはあまりしない「匠馬の親父」さんだが、さすがに体脂肪率7㌫とアスリート並みの体でヒョイヒョイと軽い身のこなしで登っていた。峠まで出たが合い変わらず濃い霧なので割谷山へ進路を変えた。

P1130236_2 昔の噴火で出来た立ち枯れの木が独特の雰囲気をだしている

割谷山ではわずかにガスが切れ眼下に上高地を見ることができ、何とか救われた。

しかし、帰りは展望台を経由したがやはり何も見えなかったのでそそくさと下山を開始した。登山口に到着したのが16時30分。今日もいい運動をした。次回は頂上ね。と約束し分かれた。


2008-06-29 19:42:59

2008年06月29日 | 子育て

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材料を炒める息子

今日は日曜で子供達は家にいる。外は大雨が降っているのでどこにも遊びに行けないので二人で何か企んでいたようだった。何をするかと思えば、結婚式をするそうである。昨日カミさんが友達の結婚式に行ったのでまねするみたいだった。しかしあまり結婚式の意味が分かっていないようで、とにかくテーブルで何かを食べたいみたいだ。

Dsc_0358 二人の結婚式

息子が何かスープを作りたいと言い出したので、それならジャガイモがあるから暖かいジャガイモのポタージュを作りなさいと言った。息子がやりだすと娘も同じようにやりたがる。交代にやらせないとケンカになってしまって大変である。包丁で指を切りそうになりながらもなんとか出来上がり、二人で美味しそうに披露宴を始めたとさヤレヤレ。


スピードツーリング

2008年06月27日 | バイクのこと

Pap_0200 善五郎の滝と乗鞍岳

先日、いつもこのブログにコメントを寄せてくれる、匠馬の親父さんとバイクで走りに行ってきた。コースは安房峠~乗鞍高原~白骨温泉~平湯である。お互い仕事があってあまり時間も無いので速攻である。

彼のバイクは1100CCもあり、250CCの僕のバイクじゃ着いて行くのが必死である。峠の上りではあっというまに引き離されてしまうので、僕もアクセル全開だった。おかげで峠で休んだ時には右腕がなんか痛かった。

峠を下り、乗鞍高原へかっ飛ばして向かった。せっかく来たのだから滝でも見ましょう。ということで、善五郎の滝をバイクを止めて歩いて見に行った。

Pap_0202_2  落差35m善五郎の滝

歩くこと10分見事な滝が姿を現した。水量も多くなかなか迫力があり、乗鞍岳が後ろに見え素晴らしい景色だった。大した休憩もとらず、次は白骨温泉へ走り、缶コーヒーで休憩し帰路を急いだ。

昼休みの速攻ツーリングでした。


やっぱり気持ちいい!

2008年06月19日 | バイクのこと

Photo さわんどの駐車場で。

きんにょう、午後から買ったばかりのバイクで一人走ってきた。安房峠を越え、さわんどのバスターミナルまで行ってきた。そこにある売店を覗くと、高山植物の苗が売ってあった。よく見てみると、なんと白いコマクサやウスユキソウ、エーデルワイスまであった。多少値が張るがその中でもシラネアオイを僕は買った。花期は5月なので花が見られるのは1年先だがその可憐な姿はとても美しいので大好きである。

家に帰って畑の手入れをカミさんとやった。モロヘイヤを3つ植えているが、1つだけやたら葉が大きな物があり「なんでこのモロヘイヤだけでけーんやろ」と思っていたら、カミさんが「これ大葉じゃないの」というので香りをかいでみたらやはり大葉だった。その横に小さくモロヘイヤもちゃんとあったので、売っていた人が間違えて一緒に大葉の種でも入れてしまったのだろう。大葉をずっとモロヘイヤだと思っていた僕はオオバかやろうである。

それと畑にミントが雑草のように繁殖している。ミントの芽が出るたびに採っているが、大事な物までとらんようによくミントだめである。


新しい相棒

2008年06月16日 | 日記・エッセイ・コラム

P1130216_4 YAMAHA TT250R

今日新しい相棒がやってきた。相棒といっても人間ではなくバイクだ。

約5年ぶりに単車を手に入れた。もちろん中古車である。多少傷はあるが、なかなかきれいでエンジンも快調だ。山菜採りなどでお風呂ーどをたくさん走るので多少傷があったほうが、気兼ねなく走りまくれる。バイクを持っている近所の若者達とツーリングに行くのが楽しみである。


絵手紙コンテスト

2008年06月15日 | 新穂高の歴史

P1130214 ポスターの絵手紙はカミさんのです

新穂高温泉観光協会が主催する、「第1回新穂高温泉絵手紙コンテスト」を開催して新穂高に泊まられた多くのお客さんからの応募を募っている。 僕も絵手紙なんて最近まで知るよしもなかったが、カミさんが趣味でやっているのを見て、面白そうだったので今回この企画を立ち上げてみた。新穂高の各宿泊施設などにポスターを貼ってもらい絵の具つきのパレットとはがきも置いてもらい、ポスターを見てすぐ描きたいと思われたお客さんが手軽に描いてもらえるようにした。旅の思い出の一つして残してほしい。

来年の1月15日まで募集しています。題材は新穂高に関するものです。入賞者には図書カードが進呈されます。後日特設会場にて絵手紙を張り出したいと思っています。ドシドシ応募をお待ちいたしております。


道標設置

2008年06月13日 | 山岳救助

P1130201 まずは綿密な打ち合わせ

登山者にとって登山中に目にする道標はとてもありがたい。ガスに巻かれている時など安心するものである。今日は古くなった道標を新しいものに取り替える作業を、航空隊に協力してもらいそれぞれの設置場所へ運ぶ予定となった。

P1130204 機材とともに降下

4箇所の設置予定だったが、槍ヶ岳周辺はまだ雪が多くもう少し後にすることになった。

焼岳山頂にあった山頂道標は朽ち果てていたので救助隊員3人が降り、約20分で設置することができた。

登山者が5名ほどいたが突然のヘリコプターに驚いていた。ごめんなさい。

P1130205 焼岳頂上の新しい道標と1番に記念撮影した登山者

今回作った道標はどれもしっかりしている物なので100年は大丈夫だろう。北アルプスの自然や登山者の移り変わりを見守っていく。


新穂高の情報

2008年06月12日 | 新穂高の歴史

Pap_0189 新穂高の湯。野趣溢れる露天風呂。

新穂高の名所というか、奥飛騨の顔のような存在の「新穂高の湯」であるが、近年湯温が下がり、現在34度程である。あまりにもぬるすぎて入ったら出られなくなるほどである。そこでなんとか温度を上げて快適にお客さんに入っていただく為、熱い源泉を借りることになった。そして今日約67度の温泉を3口流し込んだ。しかし、ぬるい温泉が大量に出ているので結局36度までしか上がらなかった。それは想定内だったので、ぬるい温泉をパイプで外に捨てる工事をこれから行うことになった。

もうしばらくで暖かい新穂高の湯がお楽しみいただけますので、お待ちください。


二十日ダイコン

2008年06月11日 | 畑仕事

P1130152 鮮やかな二十日ダイコン

早いものでハツカダイコンが収穫の時を迎えた。二十日というが、1ヶ月くらいかかった。

これがまた彩りもきれいで形も可愛く、味も程よく辛くサラダに向いていておいしい。何よりも朝採りに行って朝食で食べるのでとても新鮮だ。自分が作ったということでさらに美味しく感じるのだろう。南蛮の花も咲き、モロヘイヤも大きくなってきた。畑がこんなに面白いものだとはしらなんだ。


今年初。焼岳参り

2008年06月10日 | 山行記録

P1130156 雪解けが進んだ穂高

最近、サボって更新できませんでした。

今日は今年初の焼岳へこの時期が盛りの山菜を頂きに行ってきた。天気も好く、実に気持ちい日だった。いつもの悪友とバイトのT江さんと3人だった。

P1130167 焼岳へ向って。

登りながら3人でユキザサ、ナルコユリ、アマドコロ、の違いを話したが、なかなか似ていて区別が難しい。まあどれも食べられるようである。

目的の山菜はやはり今が旬であった。あと半月は大丈夫だろう。

P1130173 カモシカに出会えました。

焼岳の神様と秀綱様に感謝してお供えをして山を降りた。