今日は平湯から四ッ岳北面へ、行って来た。
出発は遅く、家を9時半頃の出発となった。向かう途中でいつものミット君をだめもとで誘ってみたら、仕事が休みで行けるということだったので、二人で行くことにした。この人も物好きである。
平湯を10時20分に出発。気温も高くざくざくの急斜面を登りきった所で先に登っていた怪物SS木君が滑り降りてきた。上部は濃い霧でだったので森林限界付近で引き返してきたとのこと。大滝川を渡り、北面台地に登り上げ快調に登り続けた。昨晩降った雪のお陰でこの時期しては珍しくパウダーとなった。2300mを超えたところでガスが濃くなり時間も無くなってきたのでここまでとする。帰りは快適パウダーである。ミット君もこんなに楽しく滑れるなんて思っていなかったと喜んでいた。本日も楽しい一日であった。
ミット君の華麗な滑りをご覧ください。
最近息子が補助輪なしで自転車に乗れるようになった。
最初のうちはとにかく怖かったようだが、僕が支えながら二人で必死に練習した。転んで泣いてもうやめたいと泣き言を言ったりもしたが、何とか努力が実ったようだ。これで息子も何事も一生懸命に取り組めば必ず報われるということを、少しは学んだかもしれない。山登りもそうかもしれない。辛い登りに耐えながら必死に頂を目指せば必ず頂上に立つことができ、素晴らしい景色と感動が待っているのである。必ず成し遂げるという高いモチベーションは仕事や、遊びでも大事な事であると思う。最近テレビ番組で21歳で肺がんになった日本人のフィギアスケーターが病に負けることなくオリンピックに出場したという話題を放送していた。命にかかわる病気になったのに、自分のやらなければならないことを、しっかりと見つめ練習に励んでいる姿に僕も勇気をもらった。生きている限りいろんな試練が誰のでもやってくるが、息子にはそれに立ち向かっていく強い心を持っていってほしい。
普段山ばかりに囲まれ見ている僕たち家族にとって東京の街はとても新鮮だった。大自然の中では人間の存在はちっぽけな物に感じるが、東京の人の多さの中でも自分の存在が如何に小さいものかを感じさせられた。東京はどこに行っても何をしてもとにかくお金がかかるし、並ばなければならない。平日行動の僕にとっては慣れないことであった。
東京タワーの中にある不思議なアート館。
情報が溢れ住んだら楽しいであろうと思うが、やはり僕はいつも自然に触れ季節の移り変わりなどを感じながら生活するほうが好きである。インターネットなどの普及で都市との情報の距離もかなり短くなっているはずである。今度はグルメを目的に三ツ星レストランなど巡ってゆっくり東京見物をしてみたい。