この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

2007-07-31 22:32:18

2007年07月31日 | インポート

Pap_0154 牛タン串焼き有機野菜添え

午前の仕事を早々に終え、カミさんと高山へランチに行ってきた。

今日の店はいつも行く「ル ミディ」だ。

珍しく店内は満席じゃなかったので待たずに入る事ができた。

Pap_0153飛騨牛ホホ肉の赤ワイン煮込み(僕)

保育園に行っている子供達には悪いと思いながら、たまにはいいかと自分を勝手に納得させ、静かなランチタイムだった。

料理はあいも変わらず美味しくボリューム満天だ。

Pap_0152 飛騨牛ハンバーグ(カミさん)

店はとても小さいがその分しっかりとした料理が出てくる。

自分の仕事に役立てようと勉強の意味もあって、行くのである。

ここの料理はこれでもかってくらい高さがある。見た目にも迫力がありインパクトが強い。地震が来たら倒壊の恐れがあるので要注意だ。 駐車場からこの店に歩いてくる途中スーパーから出ようとしたオバアさんが僕の目の前で、自動ドアに頭を挟まれて「アレー!」と叫んでいた。すぐさま周りの人と助けて、なんともなかったようだったが、山ばかりでなく街でも救助活動だった。


今日もまた2

2007年07月28日 | 山岳救助

Pap_0007_1  県防災ヘリ若鮎Ⅰ号

今日も午前の仕事中遭難事故発生の電話が入り、現場へ向かった。

どうやら登山中に気分が悪くなり自力歩行困難になったようである。

現場は、車道の近くの登山道で、すでに消防の方達が搬送中で合流して搬送を手伝った。

しばらくすると、防災ヘリが飛んできてピックアップし病院へ遭難者を運んだ。

救急車なら一番近い病院まで1時間以上かかるがヘリなら10分もかからない。素晴らしい乗り物だ。

夏山シーズンを迎え、登山者が多いこの時期僕達が出る事も増えてきた。いつ出動要請がくるか分からないので、山の準備と携帯電話はいつもそばにある。


タマネギグラス

2007年07月25日 | 子育て

Pap_0145 タマネギグラス

僕が料理でよくタマネギを使うので、息子が目が痛くならないようにと、サングラスならぬ、タマネギグラスを作ってくれた。

レンズの部分はラップでフレームは紙だ。

ちょっと掛けにくく下を向くと落ちるので、前を見ながらタマネギを切らなければならないが、ありがたく使わせてもらっている。


今日もまた。

2007年07月24日 | 山岳救助

P1090387 雪割れが進んだ権現池

10日程前から乗鞍岳で行方不明になっている登山者を、捜索した。その人は単独で入山し行方不明になったのだが、広すぎてどこに行ってしまったのか、検討もつかない。午前中から夕方までなめるようにヘリで探し続けたが結局今日も見つからなかった。

バスで気軽に登れる乗鞍だが山自体はとても大きいので、ガスに巻かれて方向が分からなくなると、とんでもないところに行ってしまうのだ。明日も捜索は続く。


テロ?

2007年07月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Pap_0142 凄まじい破壊力

先日昼の休憩中に突然バリーンという大きな音がした、驚いて周りを見回したら、裏口の扉のガラスが割れていた。

どうやら鳥がぶつかったようで、周りを探したが、鳥はいなかった。ただガラスに血や羽の毛が飛び散っていた。相当な怪我を負っているようだが、飛び去って行ったようだった。多分ヤマドリだろう。

前にもヤマドリがぶつかってガラスを割られたが、その時は死んでいたので親戚のおじちゃんが、食べてしまった。おそらく今回の鳥もウチにぶつかったら食べられてしまうと思い、必死に逃げたのだろう。


大人の時間

2007年07月21日 | 子育て

Pap_0140 半分眠たい息子

昨日、夜に高山へ行かなければならない用事が出来たので、9時頃からだったが、息子を連れて行ってきた。

こんな遅い時間から出かける事などなく、昼間とは違う夜の雰囲気に息子はなんだかワクワクしていたようだった。

「すれ違う車に運転手が乗っていなかったらどうする」と息子に言ったら本気でビビッて車がくるたびに顔が引きつっていた。

用事を済ませ帰り際にラーメンを食べに行った。酔っ払いなどでごった返す店に大人の雰囲気を味わっていた息子だった。

腹が膨れて車に乗ったらすぐに眠ってしまい、家に帰ってきたのは、12時にをまわっていた。おつかれさん。


おすすめ店

2007年07月19日 | 食・レシピ

P1090381 日本の田舎(親戚の家のウラの風景)

今日はカアチャンと用事で下呂へ向かった。しかし途中で用事のある場所へ電話するとなんと休みである事が判明し予定変更し旧朝日村にある、親戚の家に向かった。しかしそこも突然すぎて留守だった。玄関は開いていたので、かあちゃんは勝手に入り仏壇を参っていた。オバタリアンはさすがである。仕方ないので土産だけ置いて引き返した。計画性のない行き当たりばったりだからこうなるのである。

Ts3b0132大黒屋のてんぷらうどん

それから高山市内へ行き、昼食に大黒屋のうどんを食べた。あいも変わらずとてもおいしかった。やはり店内は満席で人気の高さがわかった。ここのうどんを食べると他の店ではうどんは食べたくない。地元の人はご存知の方は多いと思うが、とにかくおすすめだ。他のお客さんが食べていたそばもチラっとみたがこらがまたうまそうであった。今度はそばにしてみようっと。

思い出しながら書いていたらまた食べたくなってきた。しばらく行けそうにない。誰か僕の代わりに食べに行ってください。おねがいします。


焼岳参りその4

2007年07月17日 | 山行記録

Pap_0130 白水の滝の看板とhs川君

今日は中尾で毎年恒例の「焼岳登山道整備」を行った。中尾の精鋭達で草刈機を持つ者、新しく看板を付ける物、それぞれに別れて取り掛かった。僕は看板付けにまわった。場所は「白水の滝」、「鍋助横手」の二箇所だ。三人で新しい看板を設置した。

Pap_0129_1 鍋助横手です

今回初めて参加した若者二人も慣れない登山道の草刈に四苦八苦していたが、頑張って峠まで仕事をしてくれた。

焼岳への歴史ある道は地元の者が守っていかなければならいかなく、中尾の人達は大切にしているのである。


こんな日も。

2007年07月16日 | 山岳救助

Pap_0124 石垣を登る娘

今日の午前中、携帯がなり、「西穂高でけが人が発生して天気が悪くヘリが飛べないので地上からの救助を行う」と言う事で急いで指導センターへ駆けつけた。

すでに先発隊が現場に向かった後で、僕は後発隊であとの4名が集まり次第出発となった。

しかし、みんなが集まってくるのを待っているうちに天気が快復してきて、ヘリが飛べる状態となったので、急遽ヘリポートへの移動となった。さらにヘリは直接現場へ向かい救助した後そのまま病院へ搬送し、基地へと帰っていった。僕たちは結局待っていただけで、何もしなかった。遭難者が早く救助されただけでもマアいいか。


雨の中

2007年07月12日 | 山行記録

Pap_0116 西穂山荘に到着

今日は山岳ガイドの仕事で、神戸の中学生を西穂山荘までガイドした。

あいにくロープウェイ終点から歩き始めてすぐに雨が降り出し、雨具を着ての行動となった。

人数は80人ほどでガイドは4人だ。前回の御岳は170人でガイド2人だったので、それに比べれば楽だったが体調を崩して引き返す子も何人かいた。

山荘に着いても雨だったが、山荘の方のご好意で子供達は暖かい中で昼食をとることができた。(もちろんガイドは外で待っていた。)

北アルプスの大展望は叶わなかったがみんな良い思い出になるかな?ただ辛かっただけかも。