この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

2007-05-31 22:52:02

2007年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

P1090193 焼岳山頂直下の雪

明日から6月である。保育園に通っている子供達も衣換えだ。息子は保育園の親子遠足で松本方面へカミさんと出かけていた。とても楽しかったようで嬉しそうに帰ってきてから僕にいろいろ話してくれた。いい思い出が出来たみたいだ。僕は5月は飲み会の多い月だった。昨日も消防団の宴会があり、今日も同じ場所で違う宴会に出席した。あまり酒が強くない僕だが宴会で色んな人達と話をするのは好きである。

初めて会う人でも一度でも一緒に飲めば、次に会った時気楽に話せるという物である。飲み過ぎてばかりいるのも考え物だが、大事な事でもあると思っている。(コンパニオンの事じゃないよ)

P1090191 焼岳を見上げる悪友


2007-05-30 13:29:21

2007年05月30日 | インポート

Pap_0001__3 手作りパンいろいろ

最近カミさんがパン作りにはまっている。なんだか毎日、一生懸命作っている。アンパン、クリームパン、レーズン、マヨネーズなどいろいろあるが、なかでもメロンパンがとてもおいしい。メロン味の部分がさくさくでほのかに甘く、手作りらしさがとてもいい。

P1090157_2 メロンパンなど。

どんな事でも夢中になれることがあるのはとてもいいことだ。だんだんグレードアップいくので、僕は食べるだけだが、いつも楽しみだ。

今度はバケット作ってください。お願いします。

Pap_0015 穂高連峰カミさん撮影

先日天気が良かったのでカミさんが近所の人達と上高地へ行ってきた。僕は行けなかったのだが、新緑の上高地がとてもキレイで喜んでいた。僕が山に夢中になるのも分かってくれたようだった。


焼岳参り

2007年05月29日 | 山行記録

P1090192 槍、穂高は雪が多い

今日は今年初の焼岳参りに行ってきた。昨年秋に下ろした秀綱神社の鳥居の看板も持って行かなければならない。

出発準備をしていた7時半頃電話が鳴った。近所のK池さんからだった。「今焼岳の途中。今からおいでよ」というものだった。そりゃないよ。もっと早く言ってくれれば重い看板も交代で持って行けたのに。仕方が無い、やはり一人で担ぎあげるか。準備にいろいろ手間取り9時半発となった。

P1090197 山頂の池も雪が豊富

歩き始めてすぐ汗だくになった。いつものペースの半分位のスピードだ。

休み休み登って秀綱に着き、無事鳥居に取り付けた。すると後からいつもの悪友が追いかけて来てくれた。

やはりこの時間から登ってくる物好きは悪友しかいないだろう。かなりのハイペースで登っていたようだ。「奥飛騨でカモシカの足を持つ男」と言われるのも分かる。

P1090189 今年も安全に山登りができますように。

そこからは荷物も軽くなったのでいつものハイペースに戻り悪友と二人、山頂を目指した。

天気も好く展望を楽しみながら登り、山頂に着いた後は、足早に下山した。

あいも変わらずいい運動をした。


2007-05-25 15:09:19

2007年05月25日 | インポート

P1090174 サンカヨウが鮮やかだった

先日山菜採りに近くの山へ出かけた。そこは標高が高く、今が新緑の一番眩しい時だった。

天気が良かったので自宅から自転車を飛ばし、片道約1時間かかったが北アルプスのまだたっぷりある雪景色を見ながら気持ちいいサイクリングをした。

P1090187 のんびり歩けます。

前来た時は緑は少なかったが、今は若葉が出てキラキラ輝いてとてもきれいだった。

笠が岳が目の前のこの場所は

誰もめったに来ないので、思わず昼寝でもしてみたい気分になる。

笠が岳山頂から昔スキーで滑ったラインが良く見えた。

P1090184_1 赤いラインを滑った。四の沢右俣。


2007-05-24 11:27:41

2007年05月24日 | インポート

Pap_0051_3 六甲おろしは唄っていません

近所に住むタイガース狂のshoちゃんが甲子園に行ってきたので、ウチの子供達にタイガースグッズのお土産を買ってきてくれた。

まだプロ野球の事がよく分かっていない子供達だが、とにかくお土産に喜んでいた。しかしタイガースを応援しなければならないという、気持ちが芽生え始めたような感じである。

しかし、ドラゴンズファンの僕としてこれはマズイ状況である。お土産で洗脳される前に「燃えよドラゴンズ」を覚えさせよう。


山岳ガイド

2007年05月22日 | 山行記録

Pap_0058 彩雲と御岳

今日は山岳ガイドの仕事で御嶽山に行ってきた。

中学生総勢170人の団体を二人のガイドで引率していくのである。中学1年生の、子供達は本当に元気である。僕のすぐ後ろを歩いていた子がピッケルを持っていた僕の事を、「ピッケル先生」と呼んでいた

御岳少年自然の家を7時に出発して半分以上まだ雪に埋もれた道を登っていった。やはりこれだけの大人数となるとお腹を壊したり、足が痛くなったり寝不足の子がいたりで大変だったが、約4時間半で目的地の森林限界へ到達し、昼食とした。すると御岳のすぐ横に「彩雲」という珍しい現象がおきていた。

本当に美しいその現象はまるで御岳の神様が歓迎してくれているようで、皆感動していた。

Pap_0059_1  森林限界で昼食

帰りは雪の斜面をみんな滑りながら下ったが、転んでケガをしないかヒヤヒヤものだった。

今日の登山がみんなの心に良い思いでとしていつまでも残ってほしいものである。


旅の思い出

2007年05月19日 | インポート

P1090139_1  卜伝の湯 洞窟風呂

昨日のサイクリングで温泉に入ったのだが、入浴料金を支払う売店で、風呂の鍵を借りて、貸切として使う事が出来る。

昨日は僕達が入る前に先客がおり、しばらく待っていた。そうしたら売店のオジサンが、お茶とサンドイッチを出してくれた。それを食べたあとさらにお菓子を出してくれ、タオルを買おうとしたら、サービスでくれたのである。お風呂だけのお客の僕達に、とても親切にしてくれて、ちょっとしたサイクリングだったがとても良い思いでとなった。感謝、感謝である。

釜トンネル入り口の中の湯温泉でやっている小さな売店です。コーヒーも飲めます。

今度行ったら何かお礼を持って行こうと思っている。

Abo5 キングギドラのようなダケカンバを発見


今日は自転車です

2007年05月18日 | 山行記録

Abo 平湯ゲートを出発

今日は悪友とサイクリングへ行ってきた。

前夜車にMB(マウンテンバイク)を積み込み乗鞍スカイラインゲート前で車中泊した。当初の予定はスカイラインを畳平までMBで登り、剣が峰登頂を狙っていたが、朝になってみると積雪の為スカイラインは通行止めになってしまっていた。もちろん自転車も通行できないので、あきらめ安房峠に予定変更した。

Abo2_1 ひたすら登り

小雨が降り出してきたが、土砂降りになっても峠までは行こうと決めていた。

約1時間半で安房峠に着いた。まだまだ二人とも体力は充分あったので、長野県側へ下り釜トンネル入口の「卜伝の湯」へ入りに行くことにした。

Abo3 雪道を越える

信州側へ降りると雪が多くなってきて道を塞いでいた。

なんとか乗り越えて卜伝の湯に着いた。

トンネル手前の売店で入浴料700円を支払い入り口の鍵を借りて入った。

Abo4 塚原卜伝の湯

中は洞窟風呂になっており、鉄分を多く含む泉質でお湯が茶色かかっていた。湯に浸かっていると皮膚がピリピリしてきたが、なんだか体によさそうな感じがした。

風呂を出たあとまた来た道をひたすら登り続け、峠からは車が絶対来ない快適な車道を超快適に飛ばし約5時間のサイクリングが終わった。それなりに楽しい日だった。


食べる事も勉強

2007年05月13日 | 食・レシピ

Pap_0045 赤ピーマンとアスパラのムース

昨日もそれほど忙しくなかったので、仕事を終えてから弟とフレンチを食べに行ってきた。

一人4500円のコースを食べたのだが、ボリュームは丁度よかった。アミューズに赤ピーマンとアスパラのババロア、オードブルに鮮魚のカルパッチョ、ラタテュイユが入っていた。魚料理に鯛とホタテと岩牡蠣のポアレ、肉料理が子羊とフォアグラのソテーマスタードソースでした。

Pap_0042 子羊とフォアグラのソテー

一品の量が結構あったので腹いっぱいになり、デザートを少し残してしまった。

弟はしょっちゅう食べ歩いているので、昨日もそれに付き合った。何か自分にもヒントになればと思って僕も行くのだがなかなか料理は難しいものである。


開山祭

2007年05月12日 | 山行記録

Pap_0027_1 鶏芸と西穂高岳

北アルプス飛騨側の開山祭である播隆祭が尾上園地で行われた。

山小屋経営者や山岳関係者、山岳警備隊や救助隊などが出席していた。今年は天気に恵まれ降雪直後の真っ白な西穂高がとてもキレイに見ながら、今年一年の登山者の安全を祈願した。山はまだまだ雪が多く、山スキーはできそうだが、これだけ遭難を見てきていると、自分も山に行くのが少し怖くなってしまうが、日頃の訓練がいかに大切かがよくわかってくる。