この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

岩登り

2011年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Imgp0207 20m位あります。

SS木君が見つけて整備してくれた岩場へ、穂高UJ君と、ちょろっと行ってみた。

雑穀谷に行くより遥かに近いのでありがたい。

前回SS木君と見に来た時よりも蔦や雑木が無く綺麗に整備されていた。

下から見上げても結構高い。でも何となく登れそうなラインがある。トップロープをセットし早速登ってみた。

出だしは難しかったが落ち着いて登れば難なくクリア。20mほどあるので登り応えがありました。

易しいラインから難しいものまでいろいろとれそうです。

SS木君お陰さまで楽しめました。ありがとう。次回は一緒に。

Imgp0210_2 まだまだ先は長いです。


健康マラソン

2011年11月24日 | 子育て

P1090900_2 1500人ほど出場者がいたようです。

昨日は祝日で学校は休み。

昨年に引き続き、今年も市民健康マラソンに子供たちと出場してきた。

息子はタイムや順位が関係ある2㌔の3.4年生の部。

僕と娘は順位が関係ない同じく2㌔の部であった。

息子は気合が入っていなくヘラヘラ走って昨年とほとんど変わらないタイムであった。真剣に走れば結構速く走れると思うのだが。

P1090914_2 しかし、娘は本当に速かった。僕が付いて走ってやるつもりで出たが僕が頑張った付いて走りました。

途中休むことなく真剣に走りきった姿は良いものである。

午後からは義姉家族と合流しボーリング大会。

皆でワイワイ。たまには楽しいものである。

高山グリーンホテルで日帰り入浴をして体を温め、夕食を9階で中華料理を食べた。とても美味しく皆大満足。運動の後で娘もお腹を空かしていたのか珍しくよく食べていた。よく体を動かし、よく食べてよく寝る。そうやって大きくなっていって欲しいものである。


復活!新源泉

2011年11月22日 | 日記・エッセイ・コラム

2011112211570000 あっつーい蒸気が!

前回止まってしまった源泉だったが、温泉会社の役員の方や業者の方の試行錯誤と努力のお陰で、見事復活の大噴出が起こった。

自然が相手のことなので中々一筋縄ではいかないが、役員さんの豊富な経験の賜物である。

今回は安定した蒸気が出続けていてもう止まる事はないだろう。そして本日、僕も手伝いに行ってきた。一晩中蒸気を吹き上げていたので周りの木々は見事に凍りついていた。

今日は源泉まで水のホースを引っ張る作業である。地元の若い人たちが10人ほど集まって皆で協力して作業を進める。ホースと言っても1本直径約15センチ、長さ50メートル以上ある長くて重いホースである。それを熱い温泉で柔らかくしてから伸ばしてみんなで運んで繋いでいく。それを何本も行うのである。重いホースを坂道を登って運ぶのは大変な作業だが、熱く沢山の温泉が来るのだと思うと苦にならない。

今日も寒い中濡れながら皆黙々と作業に当っていたので本日の作業は順調に進んだようである。

皆さんお疲れさまでした。腕や腰が痛いです。


新源泉もう少し!

2011年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム

新しく掘っている源泉の仕事に先日も行ってきた。

いつ温泉が噴出してもいいように配管の接続など朝早くから夕方暗くなるまで頑張ってやった。

この日はもう穴は掘りきってあるので地下深くに空気を送り込み地下の熱い蒸気を一気に噴出させるのである。

一度は激しく噴出し皆歓喜したが、しばらくすると虚しく止まってしまった。

頑張って仕事を続けるしかない。

少し長い動画(3分23秒)ですが、噴出が徐々に激しくなって大噴出の瞬間をご覧下さい。


東京です。

2011年11月16日 | 旅行記

Imgp0181_2 スカイツリーとアサヒビール本社。

昨日から東京へ勉強と観光に行ってきた。

勉強とは日本山岳ガイド協会が主催する全国自然環境会議というもので、環境省が推進するエコツーリズムについての話で自然公園指導員の研修である。

僕は自然公園指導員だがコレと言って何かするわけでもなく権限があるわけでもないが国立公園の自然が守られるよう努力します。

会議は難しい話だったが屋久島の山岳ガイドさんや尾瀬の方の話が聞けたのはよかった。屋久島はとても世界遺産となって観光客が多いが20年ほど前に比べると今が一番自然が豊かで大事に守られているらしい。話をしてくれたガイドさんはガイド業だけで生計をたてているが、ガイドだけで食べていくことは相当難しいことだとも言っていた。昼から夕方までみっちり勉強しました。

勉強して頭を使ったので夕飯は前から行きたかった「たいめいけん」でオムライスを食べた。メチャメチャ美味しかった。夜は知り合いと新宿で待ち合わせ一緒に飲みにいった。楽しい夜だった。

1泊して今日はスカイツリーを見てみたかったので浅草まで行ってきた。とてつもなく巨大だったが素晴らしい物であった。もっと近くで見たかったが時間が無いので新宿へ戻り好日山荘へ行って山道具をあさりにいってみた。

久しぶりの東京は相変わらず刺激的でした。


新たな源泉

2011年11月14日 | 日記・エッセイ・コラム

Imgp0173 祈!噴出。

僕の住んでいる場所は温泉が豊富なところである。温泉のお陰で僕達は生活できているのだが、その温泉も自然と流れ出ているのではなく地下深く掘って地熱を利用した蒸気泉である。

今年になって新たに源泉を掘っていてこのほどボーリング作業は終了した。

しかし、まだいろいろ準備作業があり今日も一日手伝いをしてきた。

とりあえず、一応の準備はできたので後は、空気や水を送り込み一気に地下熱を噴出させるのである。どれだけ出るかはやってみなければわからない。

これから冬に向かって益々寒くなっていくので少しでも温泉は多いほうがいい。

熱い蒸気が思いっきり出てほしい。


勉強の一日

2011年11月09日 | 山岳救助

Imgp0135_2  足を突っ張って!声を出して!と言われていた。

今日は、国立登山研修所で行われる、富山長野岐阜の三県合同救助訓練に参加してきた。

本当は昨日から2日間の予定で行われていたが、僕はどうしても今日しか出られなかった。

昨日から参加しているKOUさんは夕べ親睦会で疲れた様子だったが、楽しかったらしい。僕も他の県の警備隊員の方たちと親睦を図りたかったが仕方ない。朝4時半に自宅を出発し8時からの訓練に間に合った。

今日の訓練は昨日の復習のような感じだった。

Imgp0142 介添え救助。

セルフブレーキ下降器なるものを使って要救助者を降ろす訓練をやったが、ペツルの何とかっていう(確かアイディー)デバイスを使って降ろしていくのだがコレが中々操作が難しい。微妙なレバー操作には慣れが必要だ。

これも訓練。いい経験ができた。僕は初めて介添え救助をやらせてもらった。ラビットエイトノットの長さの調節で楽か苦しいかかわってくる。これも経験を積んでベストなやり方を習得したい。

Imgp0145 室内にはこんな素晴らしい人工壁が!岐阜にも欲しい。

午前中で訓練は終わり僕には半日だったが2日間の日程は終わった。

少しだけだったが富山の警備隊員ともお話ができたり初めてのことができたりで僕にとってはいい勉強になりました。

その後KOUさんと二人で近くのいつもの雑穀谷にクライミングのトレに行ってきた。本当にすぐ近く。立山、剣も近いし本当に富山はいい所である。

しかし、寒くなってきたのでほどほどにして終了。それなりに楽しかった。

Imgp0146_2 雑穀谷の後は高山に向かった。

前から予約してあった雪崩ネットワークによる、アバランチナイトで、雪崩の勉強である。

バックカントリーで山スキーに入る僕たちには必須科目だ。

ここにもいつも一緒に山へ行く仲間達が大集合。

2時間の授業をしっかり受けました。

家へ帰ったのは11時過ぎ。

頭も体もしっかり勉強できました。

KOUさん今日はゴチになりました!

明日も気をつけてがんばってね!

おわり!


新しいジム

2011年11月06日 | 日記・エッセイ・コラム

2011110121110000 隣町に9月にクライミングジムエイトロックさんがオープンしました。

先日、悪友と夜行ってきました。

高山のジムより30分ほど近くに出来て通うのに楽です。夜11時まで開いているので仕事が終わってからでも行けます。

忙しい時期もようやく終わりに近づいてきたので再び修行に励もうと思います。