僕の自宅の近くに以前から気になっていた堰堤の氷の状態を見に同じ救助隊仲間のK村氏と行ってきた。遠くからはいつも見ていたが近くまで行ってみるのは初めてだ。
車道からスノーシューを付けて林道へと入る。歩き初めて約10分ほどで目的の堰堤に着いた。やはり凍っている。この2月は冷え込んだ日が多く約15mの堰堤の上から下までしっかり氷の壁が出来ていた。
早速登ってみたいがその前にロープのセッティングをするために堰堤の上に回りこんで上がってみた。しかし立ち木が少なく支点となる物がない。いろいろ探してみたが見つからず諦めて、今日のところは少し遊んでみることだけにしようということになった。
今日はあまり時間がなくかじる程度だったが、しっかりロープを脹れれば、すぐにアイスクライミングの練習に行ける格好の場所となりそうだ。奥飛騨には氷の滝がありそうでなかなかない。丹生川には立派な滝の氷があるそうだ。
今回の堰堤の氷は水量が多く薄いのであまり長い期間は楽しめそうにない。
貴重な奥飛騨の氷なので少しでも長く楽しみたい。
暖かかった今日、やはり抜戸の稜線から雪崩が発生していた。破断面がよく分かる。高さは2~3mくらいだろうか。穴毛はきれいだったので、上部で止まっているらしい。