3週間ほど前から妹家族がウチに帰省している。アメリカ人の旦那のスティーブンは仕事は1ヶ月位は楽に連続で休みをとれるそうである。
まだ小さい子供が二人いるので、ウチの子供たちと合わせて毎日かなり賑わしい。
昨日は、スティーブンと甥っ子を連れて松本のアルプス公園へ行ってきた。天気も好く、気持ち良さそうに滑り台で遊んでいた。
スティーブンは明日帰国するが、妹と子供たちはもう少し滞在する事になっているので、賑わしい日々がしばらく続く。
1年中夏のような国に住んでいるので日本に居るうちにソリなど、雪遊びができれば楽しいかもしれない。
始めは僕の事を警戒していたようだが今はだいぶ慣れてきたのでスキー場でも連れて行ってやろうと思っている。
久しぶりの更新です。前回からの間、インフルに感染したりして大変でした。
さて、昨日は以前から温めていた、御在所藤内壁、前尾根へO森君と行ってきた。御在所エリアは東海圏では有名なクライミングの山です。
朝、と言うか夜中2時起床、自宅発。途中O森君と合流し三重県を目指す。6時半頃登山口の駐車場に到着し藤内壁を目指す。僕は全く初めてだがO森君は過去に何回も来たことがあるらしい。
登りながら振り返ると四日市コンビナートの向こう側に広がる海から朝日が昇ってきて綺麗だった。7時半、前尾根の取り付き着。早速準備をして登りはじめる。
1ピッチめの僕。今回はO森君が沢山僕の写真を撮ってくれました。
8時登攀開始。僕がトップで行くが、早速難しい。初っ端が核心と他の報告に載っていたのもあった。
この時間まだ寒く、岩も冷たい。必死にしがみつく手がかじかんで感覚が無くなってきた。何とかレストして手を休め感覚を取り戻しながら登り続けるが、先が思いやられる。あとはツルベ方式で登り続けた。
眼下には、四日市の町並みが広がってきた。
天気は悪くないが風が強くなってきてこれまた寒い。上着を着込む。
このルートは人気が高くいつもは沢山のクライマーが居るらしいが今日は僕達の貸切状態である。後から追われることも無く、ゆっくり楽しみながら登った。気持ちは楽である。
岩には冬にアイゼンで登ったつめの痕がたくさん開いている。東海のクライマーがここでトレーニングしてヒマラヤなどに羽ばたいて行ったのである。アイスクライミングのエリアとしても有名である。
前尾根の隣には中尾根、一の壁が見える。次回はそこも挑戦してみたいと思った。
登攀も終盤に差し掛かり、この尾根のハイライト、ヤグラの基部に着いた。ここもトップを行かせてもらう。約40mの岩搭である。ここを登らずに帰ることも出来るが、ヤグラを登らなければここに来た意味が無いと二人で話し、相変わらず寒くて手はかじかんでいるが、しがみ付いた。
はっきり言って怖い。途中諦めて、O森君にトップを代わってもらおうかと思ったが、後で後悔すると思い、何でもありで必死に登った。スリングを使おうが堕ちるよりはマシである。残地支点がとにかく少ない。カムを使いまくって20分ほどでヤグラを登りきった。コレで登攀は終了である。後は懸垂でヤグラを降り、登山道に合流し下山した。約4時間かかった。タイムオーバー気味だが、充実した登攀ができた。山を降り、ホテルの温泉で冷え切った体を温め、途中のSAで、赤福をお土産に買って、帰路についた。自宅着7時。17時間行動だった。
中尾根と一の壁が見える。
全国で猛威を振るっている新型インフルにウチの息子も罹ってしまった。
学校は閉鎖になっていたが感染してしまったようである。すでに息子は病院でタミフルを処方してもらって今は回復しているが、40度を越す高熱が2日間続きとても苦しそうだった。
これから娘も罹る可能性もあるし、季節性インフルの時期になってくる。
どんなに予防していても罹る時は罹るので、早めにワクチンを接種したい。
いよいよ寒気到来である。平地でも雪の可能性があるので山はバッチリ雪が積もるだろう。
ここからは遠いが白山ライブカメラ を見て山の上の状況を見るのも面白い。
今シーズンはぜひとも新しいスキーが欲しい。
少し太めの板でパウダーを楽しめ、春の山まで充分に楽しめるこの板を狙っているがビンディングも会わせて買わなければならないので値が張ってしまうが、いい物はいい。なんとかならんかなあ。