この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

涸沢讃歌

2011年09月24日 | 映画

2011092420300000_2 最近、涸沢讃歌というDVDを見た。

穂高の住人である宮田さんという方が何年にも亘って撮影された穂高涸沢の四季の移り変わりを見事に映画化された物であった。

息子と二人で見ていたが、息子が途中で下ばかり向くのでどうしたのかと思ったら、あまりにも美しい涸沢の映像に感動して涙ぐんでいたのであった。さすがに僕も驚いたが、美しい物を見て感動する事は人間にとって素晴らしいことである。

僕も子供の頃、穂高岳讃歌という映画を見て同じように感動した。似た者同士の親子。

実際に連れて行ってやりたいがあまりにも今はやることがありすぎる。

落ち着いたら学校休ませて山へいこうかな。


2010-11-02 14:45:07

2010年11月02日 | 映画

P1060111 今朝の槍ヶ岳。

紅葉の季節も終わりに近づいてきたがこの辺りは今が一番綺麗だ。

今朝は冷え込みが強く槍ヶ岳方面も真っ白になっていた。山も動物も白いのは美しい。

紅葉の季節、お客さんもボチボチ多く休みの日が全く無い日が続いているがそれも今週までとなりそうだ。来週は何日か休みを取っている。久しぶりに山でも行ってみよう。


2010-08-21 21:31:03

2010年08月21日 | 映画

昨晩、少しだけ夜更かしをして30年ほど前の「はだしのゲン」という映画を見た。

小学生の時に学校で見た覚えがあり、原爆が落ちてからのシーンは強烈に記憶に残っていた。昨日も何十年かぶりにその場面を見たがやはり、正視できない位、悲惨な場面であった。

子供の頃は戦争について漠然と怖いと言うことしか考えていなかったが、最近になって、8月は終戦記念日や原爆が投下された月ということもあって、テレビなどで戦争についての情報を見て、本当に平和のありがたさを感じている。

映画の中にもあったが自分の子供が戦争に行くことになって、誰が喜んで送り出す事ができるだろうか。

戦争をしていた時代を少しでも知って、今の時代のありがたさに感謝。

Imgp2359_2

いつまでも平和が続きますように。常念岳からの日の出(horiさん撮影)


涼しくなりました。

2009年08月08日 | 映画

Dvdjksample ポスターもなんか怖い。

昨夜、寝つきが悪かったので夜中の1時頃スカパーを入れたら、なんだか面白そうな映画が始まった。

」というタイロルで、どんな映画なのか全く知らなかったが、見始めたら段々と怖くなってきた。どうもホラー映画らしい。マジかよ。と思いながら一旦見始めたら最後まで見ないと気がすまない。

しかし、この日は自宅に僕一人で誰もいない。もう見るのを止めようか。しかし、見たい。背筋がゾクゾクして鳥肌が立って本当に怖かった。3時頃まで眠気も吹っ飛んで見たが、ようやく終わってホッとした。

久しぶりに恐ろしい映画を見てしまった。今思い出しても背筋が寒くなる。

多分、息子に見せたらオシッコちびるだろう。

僕も少しちびりました。うそです。


なつかしの映画

2008年02月15日 | 映画

Pap_0124 穂高岳賛歌のタイトル

最近倉庫を整理していたら、懐かしいビデオテープが出てきた。「穂高岳賛歌」という映画のテープである。これは今から30年近く前の映画で、穂高岳山荘の支配人だった方が7年かけて撮影した作った映画である。僕が小学生の頃初めてこの映画を見、とても感動し強烈な印象を受けテープが擦り切れるほど何回も繰り返し見たのを覚えている。

今日久しぶりに見たが、映像は古いが穂高の四季の厳しさや美しさが素晴らしいし、ナレーターと音楽が絶妙にマッチしている。今も色んな山岳映画があるが、これほど味のある作品はもうないだろう。32分だけの映画だが僕にとっては忘れられない大事な映画である。