この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

たまにはバイクで。

2011年09月30日 | バイクのこと

2011092911580000 木曽の御嶽山。

バイクを修理に出していて直ったので取りに行ってきた。

そのまま帰るにはもったいない天気だったので開田高原から奈川を経由して帰ってみることにした。

今年最初で最後のツーリングである。

久しぶりのツーリングは本当に気持ちよかった。自然と笑顔になる。一人でニヤニヤ気持ち悪い。

2011092912540001 木曽駒ケ岳。

開田高原でいつものアイスクリームの店に寄った。

すぐりヨーグルトパフェを食べました。

爽やかな酸味で美味しかった。

途中すれ違うのはバイクばかり。皆気持ち良さそうに風を切っている。ツーリングにはもってこいの好ルートである。

19号線から奈川方面に入りワーンディングロード。ここも楽しい。奈川度のダムの畔で喫茶店のコーヒーを頂いて帰ってきました。

たまにはバイクもいいね!

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サクッと奥穂

2011年09月27日 | 山行記録

P1090685 笠ヶ岳と白山遠望

弟が仲間2人と奥穂へ行くというので、僕も便乗させてもらって、本日日帰りで行ってきました。

朝、4時新穂高発。カミさんに登山口まで送ってもらった。朝早いのにグチも言わず送ってくれてありがとう。まだ真っ暗だが満天の星空。冷たい空気が気持ちいい。

白出沢出合いまで黙々と歩く。

P1090694 山荘上部のハシゴ場。

ようやく明るくなり始めた。

これからが登山本番。

順調に高度を稼ぐが、お仲間さんの一人が早くもばててきた。

もうダメポ。荷継沢出合いくらいで引き返した。潔い判断。見事です。

白出沢をグングン登るがルートはかなり荒れている。セバ谷にはまだ雪が残っている。

途中上から登山者が一人降りてきた。なんだか見覚えのある感じの人。やはり穂高UJ君だった。おー久しぶり!向こうも見覚えのあるヤツが登ってきているなと思っていたらしい。なんでも3ヶ月半ぶりの下山らしい。長い山小屋生活、仕事とはいえ大変ですね。お疲れ様です。しばらく立ち話して、またお願いします。

P1090696 好い天気です

弟が膝痛のため遅れだした。

仕方が無い。ゆっくり登って、9時穂高岳山荘に着いた。

しばらく休んで奥穂高山頂を目指す。

ここからは登山者が多い。

涸沢を見下ろすとまだ紅葉は全然だった。

P1090703 槍も見えてきた。

弟、益々膝がヤバイ。

必死になって登ってくる。

奥穂頂上は人が一杯。

景色がよいのでみんな嬉しそうに景色を堪能していた。

写真を撮って下山開始。

山荘に戻ってコーヒーを注文したら他の登山者が山荘のカレーを食べているのを見て美味しそうだったので僕も頂きました。美味しかったです。

P1090724 ジャジャジャジャーン。ダルム。

お腹も膨れたので後は新穂に降りるだけ。

しかし、弟膝痛でペースは上がらない。

でも、ゆっくりなら下れるので時間をかけて下るしかない。

林道に出てしまえばもう大丈夫。僕は仕事や祭りの稽古に遅れるわけにいかなので、お先に失礼。

P1090725 前穂と南アルプスと富士山。

今日も頑張って登ってよかった。

運動不足、ストレス共に解消。

楽しかったです。


涸沢讃歌

2011年09月24日 | 映画

2011092420300000_2 最近、涸沢讃歌というDVDを見た。

穂高の住人である宮田さんという方が何年にも亘って撮影された穂高涸沢の四季の移り変わりを見事に映画化された物であった。

息子と二人で見ていたが、息子が途中で下ばかり向くのでどうしたのかと思ったら、あまりにも美しい涸沢の映像に感動して涙ぐんでいたのであった。さすがに僕も驚いたが、美しい物を見て感動する事は人間にとって素晴らしいことである。

僕も子供の頃、穂高岳讃歌という映画を見て同じように感動した。似た者同士の親子。

実際に連れて行ってやりたいがあまりにも今はやることがありすぎる。

落ち着いたら学校休ませて山へいこうかな。


だいこん マラソン

2011年09月18日 | 子育て

P1090600 今年は真剣。

今日はだいこんマラソン大会。

昨年に続き、今年も息子が出場してきた。

僕は行けなかったので、大会が終わったあと、カミさんの携帯から息子から連絡があった。

結果は思わしくなかったメールだった。息子はそのまま遊びに行って帰ってこなかったので、カミさんから話を聞くと、実は昨年と大違い。

タイムが大幅に短縮されていて、素晴らしく速くなっていたようだった。

メールは恥ずかしさを隠そうとしたようだった。

夏に西穂高など登って少しは自分に自信が付いたのだろうか。

何事にも真剣に頑張る姿はカッコイイ!


新鮮 鮎

2011年09月17日 | 日記・エッセイ・コラム

2011091616310000 いつも一緒に山へ行くミットから鮎を沢山いただいた。

なんでも、投網漁で獲ったらしいが、ミットはマルチな才能を持った凄い男である。

体力は恐ろしいほどあるし、スキー、テレマーク、スノーボードはとても上手く運動神経抜群だ。

例えばこれ。

しかも実家は県内でも有数の美味いうなぎ屋、うな亭のせがれだ。奥飛騨でのお食事は絶対おすすめのうな亭。飛騨牛より美味いかも。今度写真載せます。

頂いた鮎は早速塩焼きと、一夜干しにしました。

美味しかったです。ありがとう。


運動不足解消

2011年09月16日 | 日記・エッセイ・コラム

P1090578_3 笠ヶ岳と綺麗な空。

最近本当に運動不足なので、体が重くなってきた。

このままだとヤバイので悪友と焼岳へ解消に行ってきた。

11時登山口発。

いつもはチョンボするが今日は全く下から歩いた。

9月とは思え無いほど暑い。

汗をかきまくりながら登るが、体の悪い物が汗と一緒に出ていくようで気持ちいい。

P1090583 上高地も好く見える。

峠に出ると、黒豆の木に生っているブルーベリーが最盛だった。

酸っぱいが美味しい。大好きです。

少しだけ頂きました。

さらに峠付近のコケモモも赤い実をタワワに付けて見事。疲れた脳が目覚めていく感じ。やっぱり山はいい。

順調に頂上も踏んで下山。

焼岳は自宅から近く、トレーニングには最高の山です。僕にとって本当にありがたい山です。景色もいいし、独特の雰囲気も大好き。もう百回以上登っている、大事な山です。

2011090213060000 今日の足は、スポルティバボルダーX。

焼岳や、西穂の稜線歩きはコレで充分。軽くて快適でした。


今日と言う日。

2011年09月11日 | 日記・エッセイ・コラム

P1090457 山や青空は今日も美しかった。

9.11.

同時多発テロから10年。

東日本大震災から半年。

県防災ヘリ墜落から2年。

昨年の今日は9ヶ月ぶりに発見された遭難者の収容にヘリで行った。

衝撃的な事が重なっているこの日。いろいろ考えさせられるこの日。

今年は穏やかな日でよかった。


クラトレ

2011年09月07日 | 山行記録

Imgp0810_512 松の木ルート。

今日はいつものミット君、horiさんと僕の三人で日帰りハード山行の予定だったが、僕の都合で申し訳ないが、予定を変更して雑穀谷でクライミングのトレに行ってきた。

天気が好いせいか、平日なのにクライマーが一杯。僕達は堰堤ルートに取り付いた。

早速僕がリードで登る。なんだか昨年より登れる感じ。

ジムに通ったお陰だろうか。少しは進歩が無いと悲しい。

Imgp0816_512 ハングを越えれた。

堰堤ルートもあぐんだので、オラッチャロックに行きたかったが、人が一杯だったので松の木ルートへいってみた。初めてである。

ここも中々楽しい。

ハングもあって面白かった。でもここはトップロープで。次回はリードで越してみたい。越してみせます!

みんな四苦八苦しながら登りまくった。夕方近くになったので終了し称名の滝を見に行った。最近雨が多かったせいか水量が多くて迫力があった。

その後、市内の山の店を廻って晩ご飯食べて帰りました。

楽しい一日でした。ありがとう。

Dsc_0316 この後あえなく撃沈。

2011090715310001 日本一の落差。称名滝。


久しぶりの呑み会

2011年09月06日 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜は、山岳警備隊から突然のお誘いを受け、夏山警備のお疲れさん会に行ってきた。

この夏は前半は静だったが後半、いくつも重なって遭難事故が起こってしまった。

しかも天気が悪い日が何日も続きヘリコプターが飛べず、収束までにかなり時間がかかったこともあった。

滝谷で発生した事故へ行った隊員から話を聞いたが、現場はかなり険しい場所でビバークをしながらの救助活動はかなり大変だったようだ。警備隊員達の、必ず助けるという高いモチベーションでちゃんとレスキューできたことに頭の下がる思いだ。

また、レスキューで現場に駆けつけた隊員にレスキューに掛かる、お金の事ばかり気にして助けなくてもいい、と言う遭難者が居たり、命を助けられた隊員に対し後々クレームなど言ってきたり、こちらも命懸けで現場に行っているの報われないと嘆いていた隊員もいた。

しかし、山岳遭難が無くなるわけでもなく山で事故が起これば誰かが助けに行かなければならない。山岳会などなら仲間が駆けつけてくれるかもしれないが、そんな登山者ばかりではない。

現在は山岳警備隊が主となってレスキューを行っている。僕たち民間の救助隊はそれを少しでもフォロー、お手伝いができればいい。

昨夜は沢山話をして飲み過ぎた。