この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

娘は山へ

2012年07月31日 | 子育て

P1120362_2 権現池と。

息子が湘南で海を満喫している頃、娘は学校の登山で三千メートルを越す乗鞍岳へ登山に行ってきた。

僕もサポート役として父兄として一緒に行ってきた。

娘にとって初めての山登りで大変そうだったが、登った子供達皆、剣が峰に登頂しケガも無く行ってくることができて良かった。

P1120359 目指す剣が峰が見えたとき、あそこまで登る事が信じられないと言っていた娘だが下山して帰りのバスの中でも友達と喋りっぱなしでまだまだ元気だった。

仕事でくたびれている僕より遥かに元気で大きくなったものだと嬉しくなった。

あさっては息子の学校登山で焼岳へ。仕事もかなり忙しく体にムチ打っていくしかない。


息子の旅

2012年07月29日 | 子育て

P1120350 見送りの妹と高山駅にて。

最近息子が色々な事を積極的に取り組んでいる。

どうしてしまったのか、宿題も早々とやったり以前とは何かが違うようになってきた。

今日からは2泊3日で高山市の友好と都市と交流するこどもマリン交流会で神奈川の湘南へ旅立った。高山市からは5.6年生10名が参加しているが応募で定員より多かったのでなんとか抽選で選ばれたのである。

親戚の家などには息子だけで泊まりに行った事は何度かあるが今回は全く知らない大人や子供達との中での旅行。

何も心配する事など無いのだがカミさんは寂しそうだった。僕は寂しくない。多分。

とにかく楽しみながら集団生活を学んで来てほしい。


2012-07-25 21:08:06

2012年07月25日 | インポート

昨日は帰省中の甥っ子姪っ子、親戚の子、そしてウチの子を連れて信州へ遊びに行ってきた。 これから僕の仕事は繁忙期に入り遊んでやることは中々出来ない。 沢山遊ぶには沢山働かなければならない。 しばらくは大人しく仕事に集中しよう。


ガイドで山

2012年07月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_20120719_120227 今日は県外の中学生約70人の西穂高登山のガイドの手伝いに行ってきた。

子供たちの登山のガイドは何度もあるが今日はなんだか寂しい気持ちになってしまった。

子供なら「あとなんぷーん」が連発するのが普通だが、それどころじゃなかった。とにかく、グチ、文句、だるい、帰りたい、マイナス思考の言葉ばかりでこっちも気分が悪くなってきた。

天気が好かったので美しい山々がよく見え、花も咲いているのに感動の言葉もなかった。

美しい物を見て嬉しくなる気持ちが無く、イヤイヤなら山など登る意味などほとんどない。

まあ僕達は安全に子供たちを行って帰ってこさせさえすれば良いのでそこまで考える必要はないかもしれない。

せめて自分の子は、心豊かに育ってほしい。


夏山警備

2012年07月14日 | 山岳救助

Imgp0937 登山道をふさぐ倒木。

昨日はKOUさんとパトロールで西穂~焼岳の登山道の状態の確認へ行ってきた。

この道以前は僕たちも整備を行っていたが最近は山荘の方たちにお任せでやっていない。

やはり倒木が多かった。いずれも跨いだり横を通れば通過できるが、早めに処理したほうがいい。笹もかなり茂っていて多少草刈も必要だろう。

Imgp0941 ぬかるみも酷かった。

西穂山荘の方と情報交換をさせていただいた。

最近テントでの登山者が急激に増えてきて、幕営地にテントが張り切れないということが夏によくあるそうで、テン場が一杯になったら山荘に泊まってもらうか下山しなければならないということだった。

西穂にテントを張る予定の登山者は行く前に一度、山荘に確認してほしい。


マウンテンバイク!

2012年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_20120704_103229 三本滝のうちの二本。

左に人がいる。

今日は地元青年部の企画で乗鞍高原へマウンテンバイクの体験会に行ってきた。

乗鞍高原の青年部の方々との交流が主な目的。

乗鞍高原に着いてすぐ、三本滝へ案内してもらい滝を見学。番所大滝、善五郎の滝、そして三本滝と乗鞍高原には素晴らしい滝がたくさんある。この滝も冬は氷るそうである。是非冬に来て見たいと思った。

Imgp0828 乗鞍岳を見ながら講習。

そばで昼食を摂ったあとこの日メインのマウンテンバイクの体験。

NORTHSTARという乗鞍高原で活動しているアウトドアスクールの方々にお世話になりいろいろ教えていただいた。

基本的なマウンテンバイクの乗り方。悪路での走破の仕方、コーナリング、初めての経験だったが乗鞍高原を走り廻って楽しい一時だった。

マウンテンバイク終了後、懇親会があったが僕は仕事のため帰らなければならなかった。信州の方々と交流を図れなったのが少し残念。

山を1つ超えたところだが奥飛騨とは全く違う雰囲気でお互いに交流が続いていけばいいと思った。