昨日は警備隊の訓練に僕たちの山岳救助隊も便乗させてもらって御岳へ行ってきた。
訓練といっても御岳の地形の把握や新隊員の歩行訓練が主で十分御岳を満喫してきた。
朝、4時自宅発。ほとんどアイスクライミングのトレでしか濁河には来る事しかなく、雪が無い時期は初めてきた。
7時、7人で登山口発。途中前日から訓練で入っていた警備隊員が下りてきた。お疲れ様です。
3時間弱で五ノ池小屋着。
古くからの友達で管理人の市川さんと久しぶりの再開。
しばらく話し込んで剣が峰を目指した。途中、いくつも火口湖がありどれもコバルトブルーがとても綺麗だった。
1時間半ほどで剣が峰着。初めてきました、御岳山頂。今日も頑張って登ってよかった。
山頂からはガスでパノラマは無かったが、地獄谷の恐ろしい姿が見ることができた。
オドロオドロしいところであった。
1時間で五ノ池に戻り、濁河へ下山。新隊員は訓練の為重荷を背負ったいたので足にきていた。
丁度3時に濁河へ戻ってきた。
良く歩いて良い訓練ができました。
お疲れさまでした。
昨日は第二回目のレスキュー講習会を西穂高独標で行った。
急な呼びかけにもかかわらず前回より多い救助隊の有志が集まってくれた。
講師はいつものラテルネ師匠。
僕たちの山岳救助隊が最もパトロールを行い事故もたくさん起こる西穂の稜線で一度はレスキューの訓練をやってみたかった。
登山道から登山者が転落して引き上げるという想定で急斜面を使っての訓練をメインとしてやってみた。
内容は、1/2、1/3、1/5複雑なシステムは反復しないとすぐに分からなくなる。メインロープでの支点の作り方。などなど。
何よりも隊員同士、力を合わせて1つの事を一生懸命やること、じっくり話し合って連携を図りあっていく事が大切だとおもった。
今回の講習会で次につながる課題も見つかった。それだけでも意味があったかもしれないし、確実に力が着いてきている。
それにしてもレスキューは奥が深い。
参加してくれた隊員の方には改めて感謝したい。
ありがとうございました。
今日は近所のミノさんからツーリングのお誘いを受けて、石川県の七尾までバイクで行ってきた。
目的は七尾のフィッシャーマンズワーフで海鮮丼を食べる事!
朝、八時ミノさんと自宅発。暑くも無く寒くも無く、雨も降ってない。ミノさんのバイクがベンツなら僕の軽自動車くらいの差があるがなんとか必死について行って、4時間弱で七尾の能登食祭市場に着いた。ところが!。なんと今日はお休み。二人して笑うしかなかった。
気を取り直してミノさんが近くで海鮮丼を食べさせてくれるお店を検索。
見つかったので10分ほどバイクを走らせ目的のお店へ。よかった。休みじゃなかった。
早速ミノさんは海鮮丼、僕は珍しいこのわたイクラ丼。
よかった。美味しい。二人とも満足しました。せっかくなので能登島大橋を渡ってUターン。帰路に着きました。
約9時間のツーリング。海も久しぶりに見えて楽しかったです。ミノさんありがとう。
先日、3月に西穂高で行方不明になっていた登山者が3ヶ月ぶりにようやく発見された。
無言の帰宅となってしまったがご家族はホッとし喜んでいたようである。
さて、昨日は岐阜県警山岳警備隊の谷口光洋警部補が「警察庁広域技能指導官指定」の祝賀会が開かれ約60名ほどの山岳関係者が集まり、僕も出席させていただいた。
谷口警部補は現在に至るまでの36年間、山岳警備隊員として北アルプスの遭難事故での救助活動にあたって出動回数は500件にのぼり、岐阜県の山岳警備に関しての第一人者で僕たちの中ではカリスマ的存在となっている。
山岳救助でこの警察庁広域技能指導官の指定は日本で二人目である。
僕も何度も一緒に救助活動に行かさせてもらったが、警部補は山を知り尽くしていて皆頼りにしていて教えてもらう事もたくさんある。
広域指導官は岐阜県だけではなく全国の山岳警備の指導にあたるそうで僕たちもいつまでも頼りにするのではなくもっと力を付けなければと改めて思った。