昨年に引き続き息子の小学校3.4年生の乗鞍岳登山のサポートに行ってきた。
天気は曇りで時折ガスに巻かれたが少しは景色も見ることができた。
高山植物は今が見頃で美しい花が沢山咲いていた。
それにしても今日は登山者が多かった。団体さんが多く行列ができて渋滞するほどだった。
コマクサの群落地は本当に素晴らしく、遠くから見るとピンクの絨毯がひかれているようだった。
息子も二度目なので去年よりは余裕がある。
下山中、他の登山者が足を挫いて動けなくなっていた。
ほかって行くわけにも行かず、救助隊員3人でレスキューハーネスで肩の小屋まで担ぎ降ろした。肩の小屋からは小屋の従業員の方にお任せした。ありがとうございました。
今年は何だかこんな事が多い。
息子達小学生は何事も無く、下山しお花畑を散策した。
少しだけ雨に当ったが良い登山になりました。
夕べも遅くから、レスキュー。
そんなに長い距離ではなかったのが救いだった。でも、重たかった!(失礼)
遭難された方や、パーティーの救助要請の判断が的確でなかったり遅かったりすることが多いように思う。 判断が遅れて遅れて僕たちの夜出動が以前より増えてきている。
自分が山の中で今、陥っている状況を冷静に判断して救助を要請することを、ためらってはいけない。
安易な要請も中にはあるが、無理をしてさらに大きな事故に繋がりかねない。
夜になるとレスキューする側にもリスクが増える。
山岳会などはその辺のガイドラインがしっかりしていると思うが、セルフレスキューはしっかりしてほしい。