この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

2010-10-27 23:38:11

2010年10月27日 | 日記・エッセイ・コラム

今夜は山岳会の会議に出席してきた。
この10月の連休中に山岳会の仲間が山で遭難し亡くなるという痛ましい事故が発生してしまい、その反省や検証する会議であった。
亡くなった仲間とは一緒に山へ行ったことは無かったが、僕と歳も近く今会で最も頑張っていて、何時かは一緒に山へ行けたら良いと思っていた。
本当に残念で痛恨の極みである。
この事故を無駄にしないようにしっかり検証し安全登山に努めていかなければならない。

山岳会の大先輩が自身のブログで「山での死」について語っています。

山は楽しく登りたいものです。


2010-10-24 12:43:57

2010年10月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Okojo_2 真っ白オコジョ (穂高UJ君撮影)

穂高UJ君が3000mの稜線から可愛らしい写真を送ってくれた。

すでに真っ白な冬毛を身にまとったオコジョである。ちゃんとカメラ目線でこっちを向いている。オコジョは動きが素早いのでこれだけ近づいて写真を撮るのは結構難しい。夏毛のオコジョはネズミみたいだが真っ白なオコジョは綺麗で可愛らしい。

今週は寒気が入ってくるので穂高は雪が降るだろう。オコジョもしっかり準備している。


2010-10-23 07:43:59

2010年10月23日 | 子育て

先日、市内へ行った用事とは市内にある小学校の音楽会が開かれて、息子達の学年も出場したので、それを見に行ったのである。

何日も前から学校で歌を唄う練習をしていていたのだろう。息子達の学校は人数は少ないがホール一杯に歌声が広がって素晴らしい合唱だった。小学生の歌声を久しぶりに聞いたが、とても美しい歌声でなんだかジーンとして癒されて帰ってきました。


2010-10-20 21:00:40

2010年10月20日 | インポート

2010102011540000_3  洒落たハンバーグカレー。

高山市内へカミさんと、ある用事に行ってきた。

昼食は初めて入る店。

楽房 洋(ひろ)。飛騨牛を使ったハンバーグが売りのこの店は以前から気になっていた。

僕はハンバーグも好きだしカレーには少しうるさい。どっちもいっぺんに食べられるハンバーグカレーは本当に嬉しい。まるで子供みたい。カミさんはあっさり系のダイコンおろしハンバーグ。ハンバーグ本来の味が分かりやすい。

2010102011530000 カミさんのヤツ。もちろんご飯は大盛り?

僕の食べたハンバーグカレーは、カレーは濃厚な味だが全く、くどくなく深い味わいで本当に美味しい。ハンバーグは肉の旨みが引き出されていてこれまた美味い!。

170gのハンバーグだったがあっと言う間に完食。まだ食べたいくらいである。久しぶりに美味いハンバーグとカレーを食べた感じだった。イヤ、今迄で最も美味かったかも。

この店、ハンバーグとカレーの好きな方にはかなりお勧めです。思い出したらまた食べたくなってきた。

場所は、41号線の交差点をあっちから来たら左に曲がって少し坂を上がりかけた右側にあります。分からんかな。自分で探してください。


ヤマケイ11月号

2010年10月19日 | 日記・エッセイ・コラム

2010101916340000 中々カッコイイ。

ヤマケイのリレーコラム。田内さんから僕。僕から次のリレーを穂高UJ君に廻した。そしてその11月号が発売された。

一年の半分以上を岳(やま)で過ごしているUJ君の生活は下界とはかけ離れたものであり、厳しいものであることがよく書かれていた。

間もなく小屋の営業も終わり下界に下りて来るのでこの冬もUJ君とアイスや山スキーに行ければ良い。


2010-10-16 13:42:38

2010年10月16日 | 日記・エッセイ・コラム

P1150007 江本さん登る。

フランス国家山岳ガイドの江本悠慈さんがガイドの仕事で錫杖へおばさん二人を連れてウチに泊まりに来られた。

江本さんは日本の登山界では超有名人でフランスのENSA(エンサ)と呼ばれる登山学校を出ているガイドのスペシャリストである。江本さんが錫杖の帰りに宿を探していたらしく穂高UJ君がウチを紹介してくれ今回僕も江本さんに会える事が出来た。

次の日、江本さんに近くに岩登りの練習が出来そうな場所を聞かれたので近くの岩へ僕も便乗させてもらって一緒に行ってきた。僕は江本さんのクライアントではないが色々教えていただきました。

その日の晩は穂高UJ君の宿に泊まられたので三人で夜更けまで一緒に飲みいろんな話をさせてもらった。さすがに日本を代表する超一流国際山岳ガイドの知識は広く勉強させてもらいました。

今月号の山と渓谷に僕がリレーを廻した穂高UJ君の記事が載っています!

来月号は穂高UJ君から江本さんに廻っています。是非、ご一読を。


2010-10-13 10:38:59

2010年10月13日 | 日記・エッセイ・コラム

山岳警備隊員山ちゃんが異動することになったので、昨夜送別会が行われ僕も参加してきた。

異動が宿命の職業なので仕方がないが残念である。山ちゃんは物静かな性格ではあるが、その行動力は物凄く、1つの事に一旦嵌ると、とことんやる実に面白い男である。山岳警備隊員としても実力を付けてきた時なのに異動となってなんだか勿体無い。

しかし、山スキーには必ずやりに来ると言っていたのでこの冬また会おうと約束して別れた。新天地でもご活躍を祈っています。


超短時間講習会

2010年10月10日 | 日記・エッセイ・コラム

P1150004 僕が所属する岳連の指導員を目指す人の集まりの会、登攀研の研修会が明日錫杖で行われる。

僕は仕事で行けないが、検定員のT根氏が今日のうちに登山口に入っているので昼の少しの時間に教えを請いできた。

セルフレスキューで最も大切なフリクションノットでの脱出法やカウンターラッペル、支点の構築など短い時間でかなり内容が濃い講習をして頂いた。T根氏は日山協の理事もされていて教え方が本当にうまい。どんな技術にも理論付けて解説されるので内容は素晴らしい。毎回、目からウロコである。感動するくらい分かりやすいのである。

明日は好天の予報。約10名ほどが研修で錫杖を登るが充実した日が過ごせるであろう。