残照の西穂高
いよいよ年末が迫ってきた今日、子供達二人を連れて歯医者に行ってきた。
息子は虫歯が何本かあって、治療してもらった。娘は初めての歯医者で、検査してもらったが、大泣きだった。
カミさんが抱っこしていたが、とにかく暴れて、エプロンを投げ捨てたり、医者の先生も少し本気で怒り出していた。
乳歯はいくら生え変わるといっても、ちゃんと治療していないと、永久歯に影響が出るそうだ。
僕も3日かけて歯石を掃除してもらった。
来年も元気な歯で過ごしたい。
懸垂下降する僕
今夜は救助隊の冬山に向けての班長会議があった。
昼に僕は行けなかったのだが、北アルプスの偵察がヘリで行われていた。
その報告が会議であったのだが、積雪はほぼ例年並だそうだ。飛騨沢で2ｍ、笠の稜線で2～3ｍのセッピが張り出している。下界は暖冬で雪がとても少ないが、さすがに山は寒そうだ。
そして、今年11月に錫杖で骨折した登山者を救助したのだが、その方からお礼の手紙が遭対協に届いていた。現在は職場復帰されているそうで、僕も嬉しくなり、救助隊で頑張っていて良かったと思う瞬間だった。
約半世紀前の火薬庫
今日、ちょっとした用事である人たちと、ある場所へ用事に行った。
道からそれて、少し山の中へ入って行くと、突然古ぼけて、不気味な雰囲気の建物が二つ現れた。
そこは普段よく通る道から少しだ山の中へ入った場所で、まさかこんな所にこんな建物があるとは夢にも思っていなかったので、驚いた。
知人の話によるとこの辺には昔、鉱山があり、その工事のための火薬を貯蔵していた火薬庫らしいということだった。
半世紀も前の建物らしく、朽ちていたが火薬を置く場所だけに分厚い建物で、この辺りの歴史を感じた。
運命を分けたザイル
前から一度見てみたかった映画を最近見ることができた。
この映画は南米の前人未到の山へ二人で登りに行き、登頂後、下山途中で一人が遭難してしまいザイルを切らなければもう一人も、死んでしまう状況に陥ってしまい、究極の選択をしなければならないという絶体絶命の山岳映画である。
しかし最後には奇跡の生還を果たす感動の結末を迎えるのである。
とにかく本当に凄い映画だった。山登りに興味のない人もとても感動する映画だと思います。
しばらく何回も見てしまいそうだ。
イタリア村に至りました
今日は僕達が作っている新聞の取材で名古屋まで日帰りで行ってきた。
新穂高出身の若者が名古屋へ料理の修業に出て頑張っている姿を取材したのだ。
いずれ地元に帰ってきて宿の二代目や店をやっていくために、ただいま修行中の姿はとても若者らしく清々しく輝いて見えた。頑張っている若者達に頼もしさを感じた。（自分も若いのだがなんか親父くさい）
取材を終えイタリア村という所へ行ってみた。
子供達を連れてくれば喜びそうなところだった。
名古屋まで日帰りで1日中運転していたＴ司君、お疲れ様でした。ありがとう。
取材しながらみんなで食べた鰻まぶし。