この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

2010-03-30 12:07:45

2010年03月30日 | 子育て

P1020513_2  転勤で中国へ行っている友人家族が、2年半ぶりに休暇で帰国した。

久々にうちにも遊びに来てくれ、まだ小さかった子供たちもずいぶん大きくなり驚いたが、親同士はお互い全く変わってないと笑った。

ウチの息子もお兄ちゃんたちとの再開に嬉しかったようで、ゲームしたり一緒に風呂に入ったりと喜んで遊んでもらっていた。

P1020522 すぐに中国に帰ってしまうが、また何年後かに会ったときはすっかり大人になっているだろう。


保育園卒園式

2010年03月25日 | 子育て

P1020495 訳あってカミさん、全身カット。

今日、娘が保育園を卒園した。

カミさんと卒園式に出席してきた。娘が3年間通った保育園だったが、行きたくないと泣いて駄々をこねたりしたこともあったが、優しい友達や先生方に恵まれて、楽しく過ごせ今日の日を迎える事が出来た。

息子のときもそうだったが、どうしてか卒園式ってジンと来るものがある。僕だけだろうか。

赤ん坊同然で入園し、いろんなことが自分で出来るようになって、当たり前のように成長しているようだが、それは本当にありがたいことと感謝の気持ちが強くなる日でもあった。

息子の時から5年間、僕もいろんな行事に参加させてもらって僕も楽しい思い出がたくさん出来た保育園だった。 お世話になりありがとうございました。

4月からは1年生。なぜか僕もPTAの役員が当たってしまった。

娘と一緒に初心の気持ちで取り組もうと思っている。


高山のお店

2010年03月16日 | 食・レシピ

Ts3b0800 ランチの前菜

今日はカミさんと高山へランチに行ってきた。

お店は弟がシェフをやっている、パスタ屋さんミディ

フレンチレストランのル.ミディの旧のお店で、パスタを専門にやっているお店である。10人もお客さんが入れば満席になるくらいの小さなお店であるがこじんまりとしていて良い雰囲気である。僕が行ったときもたまたま二人の席だけが空いていてよかった。

僕とかみさんは1500円のランチセットを注文した。前菜の盛り合わせ、メイン選べるパスタかリゾット、パン、デザート、コーヒーが着いている。今回弟がシェフになってから初めて寄らせてもらい、兄の僕が言うのもなんだが、とても美味しかった。

Ts3b0801 こちらは別注の魚料理。

肝心のパスタの写真を撮り忘れてしまって自分のバカさかげんに父ちゃん情け無くて涙出てくる。

僕は子羊のラグー手打ちパスタ。

かみさんはなすとモッツアレラチーズのパスタを食べた。デザート、コーヒーまで頂くとお腹一派である。

Ts3b0802 ジェラートとコーヒー。

ジェラートはバジルのシャーベットに蜂蜜のアイスクリーム。

他のスタッフの方も親切でとても気持ちよくランチタイムを楽しむ事ができてよかった。

また行ってみようっと。


訓練

2010年03月14日 | 山岳救助

Ts3b0797 新型ビーコンの講習。

昨日は山岳救助隊の訓練が行われた。

あいにくのミゾレ交じりの雨だったので午前中は公民館でビデオを見たりロープワークの復習などを行った。

救助隊員の中には消防署に勤務されている方も何人かいて、さすがにロープの取扱いはお手の物である。いろいろ教えてもらって勉強になった。様々な職業の人の集まりのこの隊はいろんな知識を持った人がたくさんいるのでいろんな事が学べる。

午後からは雪上に異動して最新のアバランチレシーバーの使い方の練習を行った。これもたまに練習しないと使いこなすのは中々難しい。今回も内容的には充実した訓練となった。

Ts3b0799 42年間お疲れ様でした。

引き続き夜は管轄の警察署長が勇退されるので送別会が行われた。救助隊、警備隊、航空隊が集まり長年の労を労った。

それにしても夕べはかなり飲んだ。僕も相当酔っ払って、みんなと何を喋ったかあまり覚えて無いが、とにかく語りまくったと思う。

厳しい遭難現場で共にやっていくには、たまにはこうやって飲んで語り合うと絆が強まる事もあると思っている。

本当に楽しい夜だった。


山スキートレ

2010年03月12日 | 日記・エッセイ・コラム

Ts3b0788 自然に出来たロールケーキが転がっていた。

小春日和だったので、汗をかきに山スキーで自宅近辺の山をゴローと歩いてきた。

出発は昼近くだったので暑く、雪は重いし少々難儀した散歩となった。

以前から地図を眺めていて良さそうな尾根があったのでそこを登りにいく。

Ts3b0790 ゴローも必死。

尾根に取り付くと早速急斜面。降ったばかりの雪がまだ締まっておらず、とても重い。さらにシールが濡れたので雪が着きまくり、下駄状態。まあトレーニングに丁度いいか。

この尾根をずっと詰めていけば割谷山へ出るはずであるが、1時間半くらい登ったところで今日はやめることにした。

Ts3b0792 何十年も前に付けられた看板を木が食べていた。

シールを剥がして滑り込んだが今日の雪質は最悪だった。重い雪ノ下にカリカリがありろくにターンもできない。

降りるのにも必死である。ゴローは楽々走って降りていってしまった。なんだか振り返って僕の事を笑っているような感じがした。普段僕に叱られてばかりなので今日は得意そうな顔をしていた。

Ts3b0795 この斜面がパウダーだったらなあ。

滑らない車道をこぎこぎしてなんとか車へ。

ゴローも僕も程好い運動ができました。


三方岩岳山スキー

2010年03月04日 | 山行記録

P1020453_3 急な尾根を行く。

本日白川村、三方岩岳へヤマスキーへ行ってきた。初めてのエリアだったが雪もまだ豊富で楽しい1日だった。

朝3時45分起床。4時半自宅を出発。今日は仲間が多い。穂高JU君を迎えに行き、高山でいつものO森君、山ちゃん、そして昨年足を大怪我してしばらく山から遠ざかっていて、見事に復活した怪物SS木君と6時に合流した。車2台で白川村へ向かった。高速が繋がっていてありがたい。

今日は5人と言う事でワイワイにぎやかである。仲間は多いほうが楽しい。

P1020457

段々ガスが湧いてきた。

白川村に着くと小雨が降っている。モチベーションも下がるが、行くしかない。

7時20分出発。白山スーパー林道をしばらく進み、樹林帯の中へ入り急登に取り付く。気温が高くすぐに暑くなってきた。あせもほどよく欠いた頃主稜線に出た。そこからはずっと風が強く暑くなくなり順調に高度を稼いでいった。素晴らしいブナの原生林である。

P1020463 三方岩?

標高約1400m付近からガスが出はじめてきた。風も強く視界が悪い。コレが一人か二人ならこの辺で諦めて引き返そうかという話にもなりそうだが、今日は5人。仲間が多いと言うことは心強く、誰も引き返そうと言う気持ちは無かった。今日は必ず頂上へ行く気満々である。GPSを頼りにほとんどホワイトアウト状態の中急で細い尾根を登っていく。今日はGPS様様である。

P1020466 雪壁のトラバース。

標高1600mを過ぎるとガスも取れてきて辺りの山々も姿を現してくれた。

天気予報は雨だったがやはり山は行ってみないと分からないものである。

とても順調に登り続けたので3時間チョイで三方岩岳の頂上に着いた。今日はみんなのお陰である。やはり頂上を踏むのと踏まないのでは達成感や帰ってからの充実感がまるで違うのである。頂上からは笈ヶ岳が端正な姿を見せてくれた。いつかは登ってみたい山である。

P1020468 もうすぐ頂上。

頂上はいつも強風が吹いているせいか、雪が着いていなかった。よほど風の強いところであるのだろう。

記念撮影をしてシールを剥がし帰る準備を終え楽しい滑降の始まりだ。

頂上からのしばらくの斜面は気持ちが良い。

P1020476 この顔が全てを表している。

しかし、稜線に出ると相変わらずガスと強風でホワイトアウトである。慎重にトレースを辿りながら滑り降りていった。

樹林帯に入ると風も止みみんな思い思いのシュプールを刻んで行った。楽しい滑りはあっという間である。

1時間半ほどで車まで降りてしまった。今日は良き仲間達のお陰で本当に楽しい山スキーを行うことができた。みんなに感謝である。ありがとう。

時折降った雨で濡れたので白川郷の湯で汗を流し、奥飛騨に帰った。

P1020477 記念撮影。

Kasibired


サクっとドライブ

2010年03月01日 | 日記・エッセイ・コラム

Ts3b0783_2 とうじそば

カミさんと乗鞍高原へドライブに行ってきた。

自宅から1時間ちょっとで行けるので昼休みに行くのに丁度良い。

目的はルコパンというパン屋さんへ行くことだったが、冬季は休業中でやっていなかった。事前の調べ方が甘かった。

お昼になっていたので先月善五朗の滝へアイスクライミングに行った時に寄った蕎麦屋さんへ入った。名前はがっしょうという店。前回はてんぷらそばがとても美味しかったが、今日はとうじそば(1人前1500円2人前から)を食べた。熱い鍋にそばを浸して具がたっぷり入った出汁と頂く。これまた美味かった。そばがなくなったらご飯ととき卵を入れおじやにする。これまた美味かった。たらふく食べ体も温まった。今日は滝を登ったりしないので、乗鞍岳の美しい景色を見た後、風穴の里にあるルコパンの支店へ行って、コーヒーを飲んでパンを買って帰ってきた。これまた美味しいコーヒーであった。

トンネルを越えただけで飛騨とは違う、関東の匂い?がプンプンする信州はとても好きだ。