朝から地元の冬のイベント「かまくらまつり」に向けての準備に出ていた。かまくらを作り始めて1時間、西穂高で行方不明者がいるという連絡が入り、早速仲間と共に捜索に向った。
下界は雲に覆われていたが、ロープウェイで2000mを越すと雲の上に出てピーカンの天気だった。
深い雪の中を捜索をしながら、西穂山荘方面へ向かった。途中、トレースから外れた、跡がないか目を凝らしたが昨夜の降雪で跡は消えかかっていて、なかなか手がかりが見つからない。
山荘に到着し、従業員の方に行方不明者についての情報を聞き、引き返す事にした。今日は駄目かと、諦めかけてロープの駅に着いて一息入れた頃、ロープの従業員の方が、下のほうでそれらしき人を見た。という話しがあり、俄然皆モチが上がった。夕闇迫る頃早速ヘリが濃いガスの中その方面を捜索し始めた。捜索を始めて約10分、遭難者を発見した。暗くなるギリギリだった。よかった!生きている。西穂から下山中道に迷い、一晩ビバークし、なんとか自力で下山をしていたらしい。体力は消耗しているが元気であった。携帯電話を持っていれば、連絡もつき家族も安心できたはずだが、なにわともあれ無事発見でよかった。
今日は午後から地元の若者達4人で、とある場所へ登り、滑りを楽しんできた。
登り、約2時間半で雪質はイマイチだったが、楽しい仲間達との山行はとても面白かった。
山から戻り、今度は高山へ日本雪崩ネットワークが開くアバランチナイト(雪崩の勉強会)へ出席してきた。
バックカントリーが流行っている昨今、雪崩の事故も多数発生している。少しでも雪崩のリスクについての知識を身に付けようとする若者達で会場は満席だった。
いかに自分の知識が乏しいか分った、勉強会だった。
雪崩に気をつけながら山スキーを楽しみたい。
今シーズン3回目となる上高地へまたまた行ってきた。今回は新穂高温泉で発行している機関紙、「たびのやわい」の編集委員をガイドするためである。午後から用事があるので、それまでには帰らなければならないので、早めの出発で釜トンネルを5時に出た。雪の降る中、工事関係者が正月休みで除雪されていない道を黙々と歩いた。
大正池でようやく明るくなり始め梓川沿いに歩いた。天気は曇りで穂高や焼岳は残念ながら見えないが、上高地デビューのM彦君は、上高地の美しさに感動していたよだった。
大した休憩も取らず、3時間半で明神に着いた。
明神で昼食とし、帰りを急いだ。
さすがにネイチャースキーは速い。下りは、ほかっとっても進むし、歩きより楽である。上高地にはスノーシューよりもネイチャースキーのほうが、もってこいだ。
アルプスの山々は見れなかったが、M彦君は良い取材が出来たようである。
次回の旅のやわいが、楽しみだ。文章を書くのが得意なM彦君の事だから、きっと素晴らしい記事が出来上がるだろう。1面に載るので皆さんお楽しみに!
自宅に帰ってさっそく町内会の新年会に出席した。疲れた体に酒はよく廻って、眠たいので寝ます。おやすみなさい。