娘の保育園の父親参観があった。初め、お父さん達だけでグランドでソリの滑り台作りや、各組ごとに雪でいろいろ作った。僕の組はアンパンマンを作ってみたが子供達にちゃんとアンパンマンに見えただろうか。その後教室に入り、コマ回しや凧つくりである。凧に絵を描かなければならないので、絵の下手な僕は何日も前から頭を悩ませていた。まあなんとか前日に練習したドラえもんをかいてみた。それから餅つきをしてきなこ餅、雑煮を子供達と一緒においしく頂いて帰って楽しい1日だった。
家に帰ると学校が休みの息子が家の周りでスキーをしていた。まだスキーのできない、妹に一生懸命教えてくれていた。
なかなかお兄ちゃんらしくなって娘は頼っていた。
兄妹仲良く育ってくださいね。
以前から憧れていた白川郷、猿ヶ馬場山へ怪物SS木君と挑戦してきました。さすがにこの時期、甘くはなく激ラッセルで山頂を捕らえることはできなかった。
午前2時起床。眠っている家族を起こさないよう静かに家を出る。5時にSS木君と高山で待ち合わせ。時間があるので牛丼屋で食事を取り食料を調達。時間が来るまで車の中で寝て待ち合流して白川郷に向かった。飛騨トンネルのおかげて随分近くなった。白川郷はかなり雪が降っていた。積もり方もハンパじゃない。奥飛騨とは比べ物にならないくらい多い。6時15分、神社の横に車を止め暗闇で雪が降りしきる中出発した。始めからラッセルである。勘弁して欲しい。林道をカットしながら黙々と登り続ける。次第に膝上のラッセルとなり厳しさは増して行く。
とにかくラッセルを交代しながら登り続けた。
標高1200mを超えた辺りからブナ林になった。素晴らしいブナ達に癒され、辛いのも忘れさせてくれる。夏道もないこの山は登るのに厳しい山として知られている。
登り始めて約7時間、タイムアップである。二人でかなり頑張ったが帰雲山辺りで引き返すことにした。
午後1時半、シールを剥がしいざ滑降。スキーを脱ぐと深雪の地獄である。胸までもぐりそうだった。
さあ、激パウダーを頂きます。降りたて新雪を胸まで浴びながら一気に滑るのは最高だった。ファットならもっと浮いて楽しそうである。
7時間かけて登り、1時間半で降りてしまった。山頂は辿りつけなかったが滑りは文句なしに楽しかった。これだから山スキーは止められない。
山を降りた後は白川郷で「白川郷の湯」で疲れを癒し、高山でSS木君と別れた。また行きましょう。満足の1日であった。