この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

春の家族旅行

2013年03月31日 | 旅行記

Img_20130328_135023 子供たちは春休み。

昨年に引き続き志賀高原へスキーツアーに行ってきた。

初日は子供たちが小学校の離任式に出てからの出発。スキーをするには中途半端なので長野市の松代で常宿にしているホテルに宿泊。

2日目に志賀高原に入り早速スキー開始。しかし、天気予報が外れてとても良い天気になりとにかく暑かった。

Img_20130328_141324 終日、しっかり滑りこれまた常宿のホテルに宿泊。

泊まり慣れた宿は勝手が分かって楽である。

3日目、この日も朝からスキー開始。

とにかく広いので前日とは違うコースを滑る。

しかし帰らなければならないので昼過ぎまで滑って終わる事にした。

Img_20130329_143123 愛子様。奥には雅子様も。

帰り際、奥志賀でスキーをしていた愛子様のお帰りと重なった。

間もなく通過されるというので道路で立っていたら目の前を通っていかれた。

わざわざ窓を開けてお顔を見せていただいた。

子供たちも喜んで旅の良い思いでとなりました。

来年も志賀高原、行きたい。


焼岳山スキー

2013年03月16日 | 山行記録

Yakedake1_2 赤登り、黄色や緑が下り。

快晴の昨日、焼岳東面へ山スキーに行ってきた。

メンバーは近所の山岳ガイド2人と悪友と僕の三人。6時50分中の湯温泉発。

Ski_013 南峰目指してトラバース。

りんどう平からは森林限界となり一面雪原となる。素晴らしいゲレンデだ。

南峰を目指すので左の尾根に取り付く。

Imgp1582_5 穂高をバックに。

途中、ビーコンの使い方の練習を行う。1年に1回じゃ忘れてしまうのでその都度確認のために余裕があればも行う。ビーコンは難しいものである。

Imgp1584 下堀沢上部の大ボウル。

景色も最高で無積雪期よりも雪を纏った焼岳のほうが何倍も美しい。

約5時間で焼岳南峰に登頂。景色を堪能してあとは大ゲレンデを滑る。

もちろん山頂から滑り込んだ。

Ski_037_2 快適斜面を飛ばす僕。

Ski_048_2 快適斜面を飛ばす僕2

Ski_060 穂高をバックに飛ばす悪友。

黄砂は前日に降った新雪で隠れて快適。

Imgp1624 どこまでも続く雪原。

Ski_069 下堀沢左岸尾根上部。

下堀沢左岸尾根を梓川まで滑り降り釜トンネル入口で道路に上がった。

焼岳、山スキーには素晴らしい山だった。景色もよく、雪質もまあまあ。楽しい一日でした。

他にもこの日、計6人くらいのボーダーや山スキーヤーがいた。

まもなく下部は賞味期限が切れそうです。皆さんお早めにどうぞ。

 


輝山北面

2013年03月04日 | 山行記録

Terasiyama_3 本日のトラックデータ。標高差約1100m。

Img_20130304_091345 快晴なり。

本日、悪友と輝山北面、北北東尾根から輝山へ行ってきた。

2日前に単独でSS木君が行ってきていたので情報をもらった。

SS木君のオススメルートだったので行かなければならない。

朝6時半、福地温泉の橋を出発。雪面は堅く若干の藪。しかし天気は好いので気分は良い。

Img_20130304_093741 青い空に白い樹氷。

朝日が差し込んできたら、気温が低いのでダイヤモンドダストがキラキラ輝いて美しい。

尾根に出ると北アルプスの展望が広がってきた。

雪が降りたての山は真っ白でこれまた美しい。

写真はすべてスマホで撮影したが後になって後悔した。

Img_20130304_092322 悪友頑張る。

尾根からは眼下にいつも通っている国道や熊牧場も見える。

なんだか不思議な感じがするが楽しいものである。

ろくに休む事も無く順調に登っていく。

1800mを超すと雪質もパウダーになってきてフカフカだがその下に先日降った雨がカチカチになっていてスキーでは登り難い。

しかし、意地でもスキーは脱がなかった。

Img_20130304_104922 輝山山頂からの眺め。

登り始めて約4時間。見覚えのある輝山山頂に到着。

コレで輝山は3方向から登ったことになる。

いずれも山スキーだがこのルートはほとんど人は来ない。

南斜面ルートは週末になると登り口に車が列をなして停まっているほど人気の山である。

休憩もほどほどにして後は滑って帰るだけ。

Img_20130304_112650 悪友頑張るその2.

お世辞にも快適斜面とはいかないがやはりスキーは速い。

最期はとんでも斜面で難儀したが忍耐で滑り降りた。

1時間半で福地温泉着。

一度は行きたかったこのルート。念願が叶ってよかった。

帰りはナガセで中華そば食べて帰りました。

SS木君、情報ありがとう!今度はご一緒に。