一昨日、山へ送っていったIMAZUガイドを迎えに今日も折立まで行ってきた。折立に着くとすでにみんな下山していた。話を聞くと昨日までは激しい雨だったので予定を変更して赤木沢の遡行は止めたらしい。コレだけ降れば沢に入るのは自殺行為だろう。何日も前から楽しみにしていたと思うが勇気ある決断をするしかない。しかし、今日は綺麗な青空が広がり空気も澄み景色はバッチリだったみたいで救われたようだ。
夕方、年配の登山者がフラフラになりながら秩父沢付近を下山しているのでヘリで様子を見にに行ってくれと、連絡が入った。急いで準備をしハーネスも整え、慌ててヘリポートに向かったが、ヘリポートに着くとすぐに又連絡が入り、無事下山できたということだった。気合を入れてモチベーションも高めて、ヘリも離陸のスタンバイが完了していたが、拍子抜けだった。
まあ、何事も無くてよかった。ひと夏にこんなことは、しょっちゅうである。
今朝はいつもの近所の山岳ガイドのIMAZUさんに頼まれて、薬師岳の登山口の有峰の折立まで、IMAZUさん含め5人を送っていった。
朝5時、土砂降りの中中尾を出発。片道約80キロ弱もある。山道ばかりの80キロはとても長く感じが、2時間ほどで折立に着いた。連休初日とあって激しい雨だが沢山の車やバスがすでに止まっていた。みんなこんな酷い雨の中登るのだろうか。
トムラウシ山では痛ましい遭難事故が発生したばかりである。山では雨や雪が降ってもなんとかなるが、激しい風にはどうしようもなくなる。今回遭難された方は、四つんばいになったり岩にしがみついたりしたそうである。よほどの強風が吹き荒れたのだろう。夏の晴れ渡った青空の下、高山植物を楽しみながら歩く夏のイメージとはかけ離れている状況も山では起こりえるのだ。
ガイドの判断ミスとか言われているが、やはり山では自分の身は自分で守るしかないのである。
明日も天気はあまり好くなさそうだが、IMAZUさん達はどうするであろうか。
昨夜は、高山市にあるビックアリーナクライミングウォールの利用者講習会があり、講師の助手として参加してきた。
このウォールを利用するためにはこの講習を受けて修了書を受けた人がいなければ利用できない。そのグループの中に一人でも講習を受けた人がいれば使うことが出来るのである。
講習者はやはり若い方ばかりで、15名の定員はすぐに一杯になった。まずハーネスの着け方、ロープの基本的な結びのエイトノット、そして最も大事な確保の仕方を1時間ほど練習したあと壁にむかった。
実際にロープなどは使ってみて始めて要領や意味が理解できる。確保者はクライマーのテンションがかかったときの重みに驚いて必死にロープを操っていた。
この講習会は毎月1回、高山市体育協会が開いて、飛騨山岳会で講師を受けている。事前に申し込みをすれば、高山市内在住の高校生以上または市内在勤の方が参加できますので、興味ある方ぜひどうぞ。
マイケルジャクソンが亡くなって、アメリカでは盛大な追悼式が行われたようだ。
今までそんなに沢山はマイケルジャクソンの曲は聞いたことはなかったが、最近テレビで頻繁にやっているのでネットで探して聞いてみると、聞き覚えのある曲がたくさんあり、心に染み渡る曲もたくさんある。なぜ沢山の人に愛され、絶大な人気があったのかが、少し分かったような気がした。
<錫杖に行ってから山へ行っていないので、体がなまってきている。そろそろトレをしなければならない。
昨日は娘の保育園の「夕涼みかい」(七夕祭りみたいなもの)があったのでかみさんと参加してきた。
息子の時から何年も保育園と付き合ってきたが娘も来年は小学生なので一つずつ行事も終わってゆく。寂しいやら嬉しいやらってとこだ。
梅雨だが最近は晴れが続いて日中は暑い。子供達が休みの日は当然僕は仕事なので遊びには連れていけない。プールに行きたいと娘は言うが行けないので、露天風呂をぬるくして、遊ばせている。それなりに喜んでいるのでいいだろう。
錫杖にいってからクライミングに行きたくてウズウズしている。最近新しいクライミングアイテムを手に入れた。「ルベルソキューブ」という確保器だ。
上側のロープがセカンドで下側のロープがビレイヤー。
これは従来のATCに似ているがもっと機能性が高く確実に確保できる。セカンドのビレイに優れていて墜落時にロックされるのであんしんである。
早く山で使ってみたい。
左方カンテ取り付きから。