淡墨桜が見事だった。
息子が我が家から巣立っていった。昨日、名古屋へ家族で送ってきた。名古屋までは車で4時間弱である。
成長して家から出て行くのは当たり前でどこの家庭も経験することだろう。
しかし、寂しいものである。
寮へ引越しの作業をみんなでやり終えてから買い物をし、いよいよ息子と駅でお別れである。
分かっていたが改札前で家族4人で泣いた。
カミさんも娘もまだ別れたくないようだったのでお腹は減ってないが予定変更で食事に行くことにした。
そこでも、やはり涙。
食事にきたお陰でいろいろ話すことができた。
息子は泣きながら今まで不自由なく育ててくれてありがとうと言ってくれた。そんなこと言うもんだから店員の目も気にしずまた皆で泣いた。
巣立っていくことは喜ばしいことなのにこの時は寂しさが勝っていた。
やんちゃな事もあった息子だが素直で気持ちの優しい男に育ってくれた。父親の自分が言うのもなんだが、いい子である。
現在コロナで世の中大変な時期なので正直心配な面もあるが、これから新しい人生が始まる。
次会ったときは成長している息子にあえるだろう。父は応援しているぞ!