自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

熟れています・・・ヘクソカズラ

2010-01-27 21:15:00 | お散歩


ヘクソカズラ[屁糞葛](アカネ科)
日当たりのよい草地や藪などに生えるつる性の多年草。茎は他物に絡み付きながら長く伸びます。8~9月、葉のわきから短い集散花序を出し、花冠の先が5裂し中心部が紅紫色の白色花を咲かせます。この花の様子が「やいと(お灸)」の痕のようだと言うことから「ヤイトバナ」という別名もあります。
果実は球形の核果で、秋に艶のある黄色に熟します。熟した果実は、しもやけやひび、あかぎれに用いるそうで、これも身近な薬草なんですね。
ヘクソカズラの香りの成分は、メルカプタンだそうです。このメルカプタンは悪臭成分で、この悪臭成分により昆虫や動物から身を守っているそうです。
ヘクソカズラは、このあたりでもよく見かけるので、こんな実がたくさん生っているところによく出会います。その臭いのおかげでたくさんの子孫を残せそうですね。

ヘクソカズラの花

1月下旬 横浜市内にて
コメント (8)
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