自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花期は長く・・・スカシタゴボウ

2014-11-20 20:51:00 | お散歩
スカシタゴボウ[透田牛蒡](アブラナ科)
水田や道端の湿り気のあるところに生える越年草。根出葉は羽状に裂け、茎葉は上部ほど裂け方が浅く、基部は耳状にはりだして茎を抱きます。
4~10月、茎先に黄色い4弁花を咲かせます。

果実は長さ5~8mmの短角果です。
その様子がわかるでしょうか。
よく似たイヌガラシの果実は長角果となります。
イヌガラシは、道端や畑脇の草むらでよく見ることができますが、スカシタゴボウはなかなか出会う機会がありません。
稲刈りの終わった田んぼの脇で、このスカシタゴボウと出会えたのは幸運でした。
それにしても花期が長いですね。1枚目の写真ではわかりにくいかもしれませんが、茎先の花の下には、10cm近い茎にたくさんの果実が付いていました。
茎をどんどん上に伸ばし、花を咲かせながら果実を付ける。スカシタゴボウの一生がわかります。

11月中旬 横浜市内にて

コメント (6)
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