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シラカシ[白樫](ブナ科)
林の中を歩いていると、並び立つ2株の白樫の大木がありました。
片方のシラカシから伸びた太い枝が、もう一方のシラカシの幹にのめり込むようになっています。
1本の木の枝が、他の木の枝と連なって木目が通じ合っていることを「連理(レンリ)」と言うそうですが、もう少し時間が立てばその状態になるのでしょう。
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裏側に回ってみると、驚いたことに太い枝に見えたものは、既に太いシラカシに取り込まれてしまった別のシラカシだったようです。
既に連理の状態だったシラカシが、また別のシラカシに取り込まれようとしている状態だったのですね。
連理には、夫婦・男女の間の深い契りをたとえていう意味もあるそうです。
これでは三角関係になってしまいますね。
2月下旬 横浜市内にて