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北アメリカ原産の多年草。葉は両面に星状毛をビロード状に密生します。茎や葉脈上、花茎などに鋭い刺があります。茎は高さ40~80cmになり、地中に長い根茎があります。
6~9月、節間に花序をだし、花冠が5裂する白色~紫色の花を付けます。果実は球形の液果で、黄熟します。
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ワルナスビは、要注意外来生物にも指定されていて繁殖力が強く、種子だけではなく根茎でも繁殖します。根茎は1cm以下の切断片でも生長するため、機械転耕は繁殖を助長してしまいます。
明治初期に千葉県三里塚の牧場に侵入したそうですが、今ではほぼ全国でその姿を見ることができます。ソラニンを含む有毒植物でもあるのです。
この草原でも、ワルナスビが繁茂していました。30年近く前、金沢に住んでいた時にも道端でこの花の群生を確認しています。
刺が鋭く、繁殖力も強いので、駆除するのは難しそうですね。
ワルナスビの実
7月上旬 大和市内にて