自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

念願の出会い・・・ナギナタコウジュ

2018-11-04 20:41:00 | お散歩
ナギナタコウジュ[薙刀香薷](シソ科)
日本各地の日当たりの良い山地などに生える多年草。全体に毛が多く、葉は対生し、長い柄があり、狭卵形~卵形で先は尖ります。縁には粗い鋸歯があります。

9~10月、茎先に太い花穂をつけ、淡紫色の花を片側だけにつけます。
この片側だけに花をつけた様子をなぎなたに例えて、この名がついたそうです。
花序全体に毛がありますが、裏面には毛があまりありません。

全草に強い芳香があり、枯れた後も残ります。
昨年11月に、この場所で花後の姿を観察しました。その時確認した強い香り、まだ出会ったことのないナギナタコウジュと確信して、今年花を見に行くことができました。
念願のナギナタコウジュの花との出会いです。
いくつかまとまって生えいたので、また来年も楽しむことができそうです。
花期に地上部を採取し、陰干しして乾燥させたものを「香薷(コウジュ)」と呼び、発熱や浮腫、腹痛などに用います。水につけてうがいをすると、口臭予防にもなるそうです。
これも貴重な薬草ですね。

2017年の姿

10月下旬 横浜市内にて

コメント (12)
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