自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

天使の花・・・

2019-10-22 17:56:00 | お散歩
キダチチョウセンアサガオ[木立朝鮮朝顔](ナス科)
中南米原産の低木~中高木。春から秋にかけて下向きに垂れ下がったロート状の花を付けます。
花色は一般的に淡黄色から淡紅色に変化します。
以前はチョウセンアサガオと同じダツラ(Datura)属に分類されていましたが、現在はブルグマンシア(Brugmansia)属に分類されています。
全草が有毒で、スコポラミンやアトロピン、ヒヨスチアミン等のアルカロイドを含みます。
蕾や果実がオクラと間違えられ誤食するケースもあるそうで、誤食すると嘔吐、けいれん、呼吸困難、瞳孔散大などが起こすので注意が必要です。
道端で咲いていたキダチチョウセンアサガオの花。近所の方が植えられたものだと思いますが、花を観賞する分には害はありません。
毒性成分のアトロピンやスコポラミンは、医薬品原料でもあります。
身近で親しまれている植物でも毒があるもの。これもその一つなのですね。

10月中旬 横浜市内にて

コメント (4)
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