カンレンボク[旱蓮木](ヌマミズキ科)
中国中南部原産の公園樹や街路樹として植えられている雌雄異花の落葉高木。葉は単葉で互生し、卵状楕円形で長さは10~30cm。
9月頃、球状の頭花を付けます。雄花は枝先につき、雌花は葉腋につきます。
全体に含まれるカンプトテシンは抗がん作用がありますが、副作用が強く実用化ができなかったそうです。このカンプトテシンからイリノテカンが合成され、今でも抗がん剤として実際の臨床でも用いられています。
中国では喜樹(キジュ)と呼ばれていて、造林樹種とされているそうです。
初めて出会ったカンレンボク。トゲトゲして見える果実がたくさん生っていました。
9月中旬 横浜市内にて