ムクロジ[無患子](ムクロジ科)
本州(茨城・新潟以南)、四国、九州、琉球の丘陵地や低山に生える、雌雄同株の落葉高木。庭木として植えられることもあります。
葉は偶数羽状複葉で、小葉は全縁になります。果実は核果状で、中に黒い種子が一つ入っています。この種子は、羽根突きの羽根の玉に使われるそうです。
果皮にはサポニンを多く含むため、エゴノキの実と同様に水に入れると良く泡立ちます。かつては石鹸の代用として用いられたこともあるそうです。
このムクロジは、大きな屋敷の庭の隅に植えられていたものです。ふと見上げた時に、黄葉した葉が日に照らされてとても綺麗でした。わりと大き目の実が幾つも生っていましたが、これで羽根を作ることはないのでしょうね・・・・・
12月上旬 横浜市内にて
このムクロジも、綺麗に黄葉していました。
葉っぱに特徴がありますね。
私も覚えられたと思います。