ツクバトリカブト[筑波鳥兜](キンポウゲ科)
10月に花を観察したツクバトリカブトの株は、今回確認できませんでしたが、近くで花の咲き終えた株に出会うことができました。萼片は全て落ち、3個の雌しべが残っています。これはもう若い果実と言って良いのでしょうか。まだ白い花柱も目立ちますね。
すぐ近くには、まだ花の咲いている株もありました。横に倒れるように伸びた茎を、誰かが落ちた木の枝で支えを作ってくれたようです。緑の褪せてきた林縁で見た花は、どこか寂しげに見えましたが、花を訪れていたホソヒラタアブを見つけて少し心が温まりました。
12月上旬 横浜市内にて
こちら紹介のものはツクバとつきますが、
花後の雰囲気はやはりトリカブトですね。
しかしまぁ、12月なのにまだ花も見ら
れるんですか。
花の終焉は、その言葉だけで物悲しいものですね。
ホソヒラタアブにとっては、残った花は神様みたいなものでしょうね。
p
この辺りでは、ツクバトリカブトが普通に生えているようですが、これもヤマトリカブトの変種だそうです。
花を見ることが出来るとは思いませんでしたので驚きました。
今年最後の花でしょうね。
ホソヒラタアブは、じっとして動きがあるようには見えませんでした。
独り占めしていたんですね。
今年最後のトリカブトの花でしょう。
本当に年の瀬を感じるようになりました。
日々大切にですね。