自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

トゲトゲな実

2006-10-21 14:55:00 | お散歩
オオオナモミ[大雄生揉]
(キク科)です。
北アメリカ原産の1年草で、茎は紫色を帯びる事が多いそうです。
同属の在来種に「オナモミ」がありますが、このオオオナモミに押されて減ってきているそうです。
果実には刺があり、動物や衣服について運ばれる「ひっつきむし」のひとつです。
子供の頃、遊んだのはオナモミかオオオナモミか分かりません。トゲトゲが痛かった記憶はあります。でも、センダングサの仲間で遊んだ事の方が多い気がします。

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ハトの仲間・・・

2006-10-19 21:58:00 | お散歩
ジュズダマ[数珠玉](イネ科)です。
水辺などに生える熱帯アジア原産の多年草で、高さ1~2mになります。
真ん中に黄色く見えるのは、苞鞘から伸びる雄性小穂からでた葯です。果期、この苞鞘硬くなり、緑色→黒褐色→灰白色になります。
本種の栽培種を「ハトムギ」といい、種皮を除いた種子を「ヨクイニン」と称し生薬として用います。ハトムギの苞鞘は、硬くならず軟らかいそうです。
子供の頃に住んでいた家の庭の隅に、このジュズダマは生えていました。この苞鞘を繋いで、数珠にした事からこの名があるそうですが、とても硬くて子どもの私には数珠を作る事が出来ませんでした。

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香る葉!!

2006-10-18 21:25:00 | お散歩
シロダモ(クスノキ科)の実です。
身近な林にごく普通に生えます。雌雄異株で花期は秋ですが、同時に前年枝に赤い実をつけます。写真の実は、ようやく色づき始めた感じで、花はまだ咲いていませんでした。





10月中旬 横浜市内にて

葉脈は三行脈といって、葉の付け根近くで3本に別れて長く伸びる事が特徴です。クスノキやヤブニッケイでも同じ特徴が見られます。
本種は、葉の裏が特に白く、これは高級脂肪酸が付いているからです。


林の中を歩くと、こんな若木に出会うことがあります。

葉の裏の白さと三行脈を確認してみてください。








       
               4月下旬 横浜市内にて

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遅咲きの花・・・

2006-10-17 23:32:00 | お散歩
スベリヒユ[滑り莧]
(スベリヒユ科)の花がまだ咲いていました。
我が家の近所では、夏には花が終わり、雑草という事もあって、この時期まで残っている株は少ないのですが、帷子川沿いの公園で見つけました。花の感じは、同科のマツバボタンとなんとなく似ているでしょうか。
食用にするには、花の咲いたものは遅いそうです。また来年ですね。


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これが盾!!

2006-10-16 21:35:00 | お散歩
これは先日載せたイシミカワ(タデ科)の葉です。
このように、葉柄が葉の途中からつく様子を「楯状」というそうです。
葉柄についている刺の様子も分かるでしょうか。
この草は、昨日行った畑の近くに生えていました。先日載せた写真では葉の様子が分かりにくかったので、撮り直して来ました。
こんなに刺が多いと草取りするにも一苦労ですね。

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