自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花が咲いていた・・・ノビル

2008-06-10 20:55:00 | お散歩
ノビル[野蒜](ユリ科)
道端のフェンスから、ノビルの花茎が出ていました。よく見ると、一輪だけ花が咲いています。先日載せたばかりですが、花の一部~全部が、ムカゴに変わってしまうというノビル。
ようやく花に出会えました。
あまりうまく撮れませんでしたが、花糸が長く、紫がかった白い花、思っていたよりきれいな花です。
多くのムカゴを従えて咲く様子は、ちょっと変わっていて面白いですね。
6月上旬 横浜市内にて 
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見上げてみれば・・・テイカカズラ

2008-06-09 20:57:00 | お散歩
テイカカズラ[定家葛]
(キョウチクトウ科)

林際の道を歩いていると、何か白いものが目に入りました。見たことの無い花だなと思って、近付いてみると、ヒメコウゾの枝に白い花が落ちていたのです。

何処から落ちてきたのかと思って見上げてみると、はるか頭上にテイカカズラの花が咲いていました。
今まさに満開を迎えようとしているところです。
いつも見上げて見るばかりなので、花を近くで見たいと常々思っていました。これはもう木に登って観察するしかないのでしょうか。

頑張って登って撮りました。
冗談です。
別の林際で、手の届くところに咲いたテイカカズラを見つけたのです。
想いは天に届いたようです・・・・・
6月上旬 横浜市内にて 
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芽生えて・・・カラスウリ

2008-06-08 17:52:00 | お散歩
カラスウリ[烏瓜](ウリ科)
今年の冬、干乾び始めたカラスウリの実を載せた時、ひろしさんから種を植えてみればというアドバイスを受け、後日種を採取し、ベランダにあるプランターに植えてみました。
その後、プランターはゼニゴケに覆われてしまい、しばらく観察するのを忘れていたら、いつの間にかカラスウリも芽生えていました。発芽率は良いようで、植えた種は全て発芽したようです。
カラスウリは、花を咲かせるまで3年ほどかかるそうです。
真夏に咲く白い花、今から楽しみです。

6月上旬 横浜市内にて 
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花はどこに・・・ノビル

2008-06-07 21:36:00 | お散歩
ノビル[野蒜](ユリ科)
山野や道端、土手などに生える多年草。葉は長さ30cm程になり、中空で断面は三角形になります。秋~冬では立ち上がっているますが、花茎が出る頃になると垂れて他の植物に寄りかかっている状態になります。
5月になると花茎を出します。
草むらの中で、にょきにょきと伸びて先に蕾をつけているノビルに出会いました。

花は咲いていないかなと探していたら、こんなノビルに出会いました。
これはどうやらムカゴのようです。
ノビルの花は、ムカゴになる確率が高いらしく、蕾を観察していても必ず花を見られるとは限らないそうです。
この後、地上部は枯れてしまいます。花を咲かせなくても、このムカゴで繁殖していくそうです。
子供の頃から、ノビルは知っていますが、花を見た記憶がありません。いつか出会えるでしょうか。
鱗茎や若葉は食用となります。子供の頃、たまに食卓に出てきましたが、その頃はあまり美味しいとは思いませんでした。でも今は好きですよ・・・・・

5月下旬 横浜市内にて 
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花比べ・・・

2008-06-06 18:40:00 | お散歩
オオバコ[大葉子](オオバコ科)
草むらで、こんな花を見つけました。
オオバコの果実は蓋果で、蓋が外れて中の種子が飛び出してきます。以前にも載せましたが、種子が水に接すると粘液が生じます。それが人の足などについて遠くへ運ばれ、種子が乾くとそこで落ち、繁殖するそうです。これも「ひっつき虫」の一つでしょうが、面白い戦略ですね。

ヘラオオバコ[箆大葉子]
(オオバコ科)

オオバコ属は、世界に270種あるそうです。その中でも日本に帰化して、その繁殖域を広げているヘラオオバコ。同じ草地の道端にポツリ、ポツリと生えていました。
新横浜駅前の道路の緑地帯に、群生しているのを見たことがありますが、こんな草地でも、そのうち大群生が見られることになるのでしょうか。
要注意外来生物リストにも載っていますので、これ以上蔓延るのは遠慮してもらいたいですね。

5月下旬 横浜市内にて 
オオバコの学名は Plantago asiatica. 属名のPlantagoは、「足の裏」が語源で「足の裏で運ばれる」という意味だそうです。種小名のasiaticaは、「アジア産の」という意味だそうです。
踏み付けられて繁殖する姿を言い表わしているようですね。
コメント (3)
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