春ではないのに・・・ホトケノザ

ホトケノザ[仏の座]（シソ科）
畑際でホトケノザの花に出会いました。
毎年春先に咲き始めたとき、花の写真を撮っていますが、その時の方が葉の色など全体的に瑞々しい感じがします。群生していることも多く、勢いがありますよね。
ここでは、日当たりの良い所で、ポツンポツンと疎らに生えていました。ナズナの花も見かけましたが、なんかただ咲いているだけという感じで、元気が無いように思えました。
冬の寒さが強まり、霜などが降りればすぐにだめになってしまうのでしょうね。
そんな寒さが来るのでしょうか・・・・・

１２月中旬　横浜市内にて　

こんな野菊も・・・コシロノセンダングサ

コシロノセンダングサ[小白栴檀草]（キク科）
世界の暖地～熱帯に分布し、道端や荒地に生える１年草。白い舌状花がかわいいですね。この舌状花の無い種をコセンダングサ、頭花が大きく３cm位あるものをシロノセンダングサと言うそうです。舌状花があるとないのとでは印象が違いますね。
道端の草地に生えていましたが、芽生えが遅かったのか草丈は１０cm位と小さな株でした。
これ位の大きさだとまだ可愛げがありますね・・・・・

１２月中旬　横浜市内にて　

遅咲きの花・・・ツリガネニンジン

ツリガネニンジン[釣鐘人参]（キキョウ科）
林際の斜面で、元気に花を咲かせているツリガネニンジンに出会いました。
８月～１０月が花期ということですが、ちょっと遅い花を咲かせていますね。
この斜面では、いつも秋に花を見ることができます。このツリガネニンジンは、その頃のものに負けないほどの大きさでした。
こんな季節に花を咲かせて、この後無事に実を実らせることができるのでしょうか。
せっかく咲いた花、その目的を果たして欲しいですね。

2008年の花

１２月上旬　横浜市内にて　

これも野菊・・・ハキダメギク

ハキダメギク[掃溜菊]（キク科）
空き地や道端に生える熱帯アメリカ原産の1年草。花期は6～11月と長いですが、枯れ草の多くなったこの季節、道端でこの小さな花が目立つようになりました。
疎らにつく舌状花の様子が、雑草らしくて可愛らしい雰囲気を出しています。
このハキダメギクの葉は、数日前の霜のせいで元気が無かったですが、近くに生えていたものはまだ葉も元気でした。このまま暖かな日が続けば、来春まで花が咲き続けてしまいそうですね。

2007年の花　2008年の花

１２月中旬　横浜市内にて　

小さな紅葉・・・

林の中を歩いていたら、足元でこんなかわいい紅葉を見つけました。
これは今年芽生えたイロハモミジでしょうか。
まだ幹とは、とても言えないようなからだから生えている葉だけは、一人前の大きさですね。
皆が見上げて紅葉を楽しむまで育つのに、いったいどれ位の時間がかかるのでしょうか。
その時まで、無事に育つことを祈るばかりです。

１２月中旬　横浜市内にて