休憩中・・・

ムラサキシジミ（シジミチョウ科）
道端に植えられているツツジの上で、ムラサキシジミが翅を休めていました。
緑の葉の上で、この鮮やかな翅の色はとても目立ちました。
翅を動かすことも無く、ただジッとして陽の光を受け止めているように見えます。
成虫で越冬するそうですが、この個体もこのまま冬を越すのでしょうか。
この冬は暖冬の予報ですが、それでも越冬はつらいでしょうね・・・・・

2007年のムラサキシジミ　2008年のムラサキシジミ

１１月下旬　横浜市内にて　

実り・・・ノダケ

ノダケ[野竹]（セリ科）
林際の土手では、ノダケがこんな実を実らせていました。
９月に花を咲かせている姿を見ましたが、あの林では花の後やはり刈り取られてしまいました。
ここでは、点在するノダケを幾つか確認することができましたが、実る姿も見ることができて良かったです。この一つ一つを分果と言うそうですが、ノダケの分果の側隆条は広い翼状になります。たくさん実っていますが、この実は小鳥たちのご馳走となるのでしょうか・・・・・

ノダケの花

１１月下旬　横浜市内にて　

こんな紅葉も・・・

オカトラノオ[岡虎の尾]（サクラソウ科）
道端の土手では、オカトラノオがこんな姿を見せていました。
梅雨の頃に、小さくてきれいな白い花をたくさん咲かせていましたが、こんな風に色付くとは知りませんでした。なんとも面白い色付き方ですね。
茎先には果実がついていますが、中には幾つか種子が入っているそうです。来年新たな芽生えがあるのでしょうか。楽しみですね・・・・・

2009年のオカトラノオの花

11月下旬　横浜市内にて　

あれから1年・・・

AOLダイアリーで始めた、この「自然大好き《道端観察記》」
去年の12月に、AOLから突然サービスを終了するという知らせを受けました。
そのため、このautopageのteacupブログへ移行したのですが、今日で移行から丸1年となりました。
この1年で12,000余りのアクセス数を数え、新たな出会いもありました。
とてもうれしいことです。
これからも細々と続けて生きたいと思っていますので、よろしくお願い致します。

紅葉・・・ナンキンハゼ

ナンキンハゼ［南京櫨］（トウダイグサ科）
中国原産の落葉高木。公園や街路樹としてよく植えられています。葉はひし形に近く、両面無毛で葉の付け根には一対の腺体があります。
６～７月、枝先に長い穂状の花序をつけます。秋に生る果実には白い種子が入っていますが、かつてはこの種子から蝋をとっていたそうです。
この木は公園に植えられていたものですが、来年は花の姿も見てみたいと思っています。

１１月下旬　横浜市内にて