自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

こちらのユリも・・・ヤブカンゾウ

2013-06-24 20:50:00 | お散歩

ヤブカンゾウ[藪萱草](ユリ科)
道端の草むらで、この花も咲き始めていました。
ヤブカンゾウです。
この日見たのは、この一輪だけでしたが、他の株も多くの蕾を付けていました。
私が通勤で利用している電車の線路脇でも、毎年見ることができますが、今年はまだ花を見ていません。でも、蕾の姿が目立ってきたので、花を楽しめるのもすぐでしょう。
子どもの頃、あまり見たという記憶はないのですが、この辺りではよく見かける花です。
田畑の脇や道端で咲く姿を見るのは楽しいですね。
ヤブカンゾウ、この花も毎年見てみたいです。

2012年の花

6月下旬 横浜市内にて

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香り漂う・・・ヤマユリ

2013-06-23 20:21:00 | お散歩

ヤマユリ[山百合](ユリ科)
中部地方以北の本州の山野に生える多年草。葉は互生につき、先は尖ります。茎は直立して、高さ1~1.5mになります。
6~8月、茎先に芳香のある径20~25cmの大きな花を下向きに付けます。6枚ある花被片は、白地に赤褐色の斑点と黄色い筋があり、反り返ります。
地中の鱗茎は、径10cmほどになり、「百合根」といって食用としたり、「百合(ビャクゴウ)」といって、鎮咳、鎮静、滋養、強壮、解熱、利尿等に用いたりする薬用植物でもあります。
ヤマユリは、私の住む神奈川県の花にも指定されています。子どもの頃は、よく見かけましたが、最近は生育環境が減ったためか、出会う機会が減ってしまったように思います。
この日、林縁の道を歩いていると、何やら甘くいい香りが漂ってきました。辺りを見まわすと、すぐ横の斜面にヤマユリが咲いていました。久しぶりに見た花です。
斜面の下には行くことができなかったので、残念ながら花の正面を見ることができませんでした。
ヤマユリ、後ろ姿も素敵ですね。

6月下旬 横浜市内にて

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花の後には・・・

2013-06-22 14:43:00 | お散歩
ムクノキ[椋木](ニレ科)
4月の終わりに花を見たムクノキも、今はこんな姿をしていました。
結局雌花を見る機会無く、実りを迎えています。
来年こそはと、毎年思いますが、なかなか実現できません。

4月下旬の花

シクラメン(サクラソウ科)
こちらは、我が家のシクラメンです。
花が咲いた後、何もせずに放っておいたら、こんなものができていました。これはシクラメンの実でしょうか。
昨年末に土を足したり、肥料を与えたりしたからか、今年はいつもより花がたくさん咲きました。
この後どうなるか、観察を続けたいと思います。

2012年の花

シラン[紫蘭](ラン科)
これは玄関先に植えてあるシランです。
やはり昨年末に根を掘り返して、いじったのが良かったのでしょうか。去年よりたくさんの花を咲かせていました。
シランの実は、昨年も見ていますが、花の数ほど実らないようで、その数は少ないです。
確か中身もスカスカだった様な記憶があります。
花後の様子も気になりますね・・・

2012年の花

6月上旬 横浜市内にて

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根性もの・・・ビロードモウズイカ

2013-06-21 18:09:00 | お散歩
ロードモウズイカ[天鵞絨毛蕊花](ゴマノハグサ科)
空き地や荒れ地、路傍などに生えるヨーロッパ原産の越年草。
全体に灰白色の毛を密生し、綿毛のようになっています。茎は直立し、高さ90cm~250cmになります。
茎葉は無柄で互生し、基部は茎に沿って下方へ流れ翼となります。根生葉は花期まで残ります。
6~8月、茎先に総状花序をつけ、花冠が5裂する黄色い花を密に付けます。外面は星状毛が密生しますが、内面は無毛です。果実は球形のさく果で、やはり毛が密生し、残存する萼に包まれます。
明治時代に観賞用として導入され、「ニワタバコ」の名で流通したものですが、今ではすっかり野生化しています。
このようにアスファルトの隙間からも生えるほどの強さもあります。
要注意外来生物リストには載っていませんが、植物防疫法規制対象となっているそうです。
抜き取りや刈取りで、簡単に駆除できるそうですが、生息域がこれ以上広がらないといいですね。
植物の毛深さから、この名が名付けられたそうですが、何度聞いてもイカの仲間と思ってしまいます。

6月上旬 横浜市内にて

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花の後は・・・

2013-06-20 20:10:00 | お散歩
カマツカ[鎌柄](バラ科)
4月の終わりに花を咲かせていたカマツカ。今はこんな姿をしていました。
子房はやや目立ってきましたが、まだ小さいです。先端には花の名残りが見えますね。

4月下旬の花

イチヤクソウ[一薬草](イチヤクソウ科)
こちらはイチヤクソウです。
今年も花の時期を逃してしまいました。下に垂れさがるように伸びる、花柱の姿が残念でなりません。
一度しか見ていない花、来年はまた見たいと思います。

2010年の花

ヒメウズ[姫烏頭](キンポウゲ科)
こちらは、花どころか果実も成熟し、種子が弾け飛んだ後でした。
花の咲いていたころとは違い、周りに他の植物が生い茂ってきて、あまり目立つ存在ではなくなってしまいました。
もう少し早く行けば、果皮が割れて、中の種子の姿も見ることができたでしょう。

3月下旬の花

6月上旬 横浜市内にて

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