自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

食べ頃の・・・

2020-09-15 19:06:00 | お散歩
イヌビワ[犬枇杷](クワ科)
林縁の道を歩いていると、道端にイヌビワの実がありました。
黒々とした果嚢ですね。よく見ると左側の果嚢の先から蜜の様なものが滲み出ています。
イヌビワは甘くて食せるようですが、熟しているのでしょうかね。
以前にも載せましたが、イヌビワはイチジクの仲間です。
鳥たちにも人気があるのか、この辺りの林では至る所でイヌビワを見ることができます。
あまり目立たぬ木ですが、存在感があるように思います。

2017年の様子

9月上旬 横浜市内にて

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青から赤へと・・・

2020-09-13 20:59:00 | お散歩
トキリマメ[吐切豆](マメ科)
林縁でトキリマメと出会いました。
果皮が赤く色付き始めた所です。
このあと真っ赤に色付いた姿は綺麗ですよね。
この辺りの林では、トキリマメは普通に見ることができます。
この日は花に出会うことができませんでしたが、花の季節は終わりかけでしょうか。
黄色い花とも出会いたかったです。

トキリマメの花

9月上旬 横浜市内にて

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七草に似た・・・

2020-09-12 21:26:00 | お散歩
オトコエシ[男郎花](スイカズラ科)
林の中で、白い花が咲いていました。
これはオトコエシですね。
散房状の花序を対生し、白い小さな花を咲かせます。
花期は8~10月ということですが、まだ蕾の方が多く、このオトコエシは咲き始めた所のようです。

白くてかわいい花ですね。
径4mm程の花冠は5裂し、雄蕊は4個、雌蕊が1個あります。
果実はそう果で、小苞が発達した翼状の苞葉が円形に付きます。
オトコエシやオミナエシの全草を天日で乾燥したものを「敗醤(ハイショウ)」といい、消炎・排膿・利尿などに用いられます。
若芽や若葉は山菜として食すこともあるそうです。
もっと利用されても良い植物なのでしょうね。

2014年の実

9月上旬 横浜市内にて

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畑ではなく・・・

2020-09-11 22:38:00 | お散歩
ニラ[韮](ヒガンバナ科)
道端の草むらで、ニラの花が咲いていました。
この辺りでは、時々こうしてニラの花を見ることができます。
白い花がたくさん咲いていますが、中心部にはまだ蕾の姿も見られます。
花序の周囲から花が咲いていくのですね。
独特の臭気があり、野菜としても身近な存在です。
繁殖力があり、暑さや寒さにも強いので庭などで育てることも可能です。
ニラを食べて、この暑さを乗り切るのはいかがでしょう。

9月上旬 横浜市内にて

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小さな訪問者・・・

2020-09-10 16:52:00 | お散歩
ミズタマソウ[水玉草](アカバナ科)
道端の草むらで、ミズタマソウの花と出会いました。
花期は8~9月とありますが、私は8月に見ることが多かったので、今年は花を見るのを諦めていました。
花を撮ろうとしていると、小さなアリが花に近づいてきました。
アリの姿を入れたくなかったので、アリが去るのを暫く待ったのですが立ち去る気配がありません。
痺れを切らして撮った1枚です。
ミズタマソウの花には、蕊の基部に蜜腺があります。
そこから分泌する甘い蜜を目当てにやってきたのですかね。
ミズタマソウにとっての邪魔者は、私の方かもしれません。

2018年の花

9月上旬 横浜市内にて

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