自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花期は過ぎつつ・・・

2020-09-06 17:30:00 | お散歩
ヤブミョウガ[藪茗荷](ツユクサ科)
林の中でヤブミョウガの花と出会いました。
白い花は、6弁花に見えますが、へら状に見えるのが花弁で、卵円形のものは萼片になります。
透明感があって綺麗な花ですね。
以前にも載せましたが、ヤブミョウガの花には両性花と雄花があります。
この咲いている花は、雌蕊が目立たないので雄花でしょう。

既に花が終わっている株もありました。
草丈は1m程になることもあるので、大柄な感じがします。
この葉の様子が、ミョウガの葉に似ているので、この名が付いたそうです。
種子繁殖もしますが、長く伸びた地下茎でも繁殖するので、群生する姿を見ることは珍しくありません。

5mm程の果実は青紫色に色付きます。
冬に枯れて倒れた後でも、果実が残っている姿を目にすることがあります。
枯草の中で目立つ存在ですね。
名に似合わず、このヤブミョウガは9月にしては強く感じる日に照らされていました。

9月上旬 横浜市内にて

コメント (6)
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