自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

寅さん

2006-08-13 22:41:57 | Weblog
 葛飾柴又の寅さんがなくなって数年経つ。
寅さんが後数年長生きしてくれれば今回訪問した帝釈は映画のロケ地になっていただろう。
今年は寂れて、そうめん流しも中止になったみたいだからよけい残念だ。
帝釈天のご本尊様はどちらが源なのか知らないがあまりしつこいと
ブログ仲間の東京葛飾柴又の縄文人さんに叱られそうだ。





風光明媚で国定公園に指定されているだけの事はある。
鍾乳洞や奇岩を見てもらえれば納得する人は多いと思う。
又入り口にあるみやげ物売り兼食堂を経営している「弥生食堂」の女主人が
しきりに花を紹介してくれる。
「キツネノカミソリは沢山あり群生しているけれど結構この辺では群生している。
それよりフシグロセンノウを写真を撮りなさい。珍しい花ですよ」と勧めてくださった。
最近かの子さんのブログで紹介を受けていたからカメラのレンズを取り替えて撮影した。
でもまだ遠い。





別の地では帽子を販売している店主がとんぼがいたから指をぐるぐる回したら
トンボが地面に落ちたので捕まえてここにいる。
これは珍しいから是非写真に撮りなさいと勧めてくださった。
その上トンボを持って花のところで離して早く撮れとせかされたので撮ったのがこのヤンマだ。
トンボは数分後には大空へ羽ばたいた。
指を回すとトンボが眼を回して捕まえられる話は良く効くが
まさかと今でも信じられないが現にとんぼが捕まっている。



わずかな時間に知らない人が首からカメラを提げた私に写真を撮るよう供応してくださった。
「旅は道ずれ世は情け」に近く「袖擂りあうも多少の縁」を地で経験した。
優しい日本人の心がまだ残っている、幸せ感に浸れた良いお盆でした。