自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

12月初冬の風景

2010-12-05 19:14:12 | Weblog
古くから伝わる72侯、24節気に比べると良く当たると言う。
がよく調べてみると24節気を3つに分けて、それぞれに言葉をつけただけだ。
12月2日大雪(24節気)の最初の言葉は「橘はじめて黄ばむ」だった。
橘をかんきつ類と思い我が家にある柑橘の実を調べてみた。


八朔

獅子ユズ
獅子ユズと言うだけあって花ユズの16倍もある

キンカン


72候で言う内容は「橘は葉が黄色くなり始めた」と言うことだったので先走りしてしまった。
我が家に橘は無い。黄色くなり始めた実には申し訳ないが違うので早々にお引き取りを頼んだ。
12月4日暖かい朝だった。
村の荒神社のしめ縄作りや清掃の日で前夜祭にあたる。
その日の出来事は


朝8時御野村郷土史が言う御領山脈の裾野辺り
村人が火を焚く煙がビューティフルにたなびいて芸術フォトを提供してくれた。


しめ縄も素人集団が作ったとは思えない出来栄え



祭禮もハネ踊りの奉納も無事終わり、祝いの宴となった。
昔と比べたらお参りも少ない。子供たちを含めて40人少々。
我々世話方は昔と変わらないように、火の神様に失礼のないように祭灯木だけは昔と同じように燃やした。
残念なのは松の木が松くい虫にやられたものであっと言う間に燃えつきてしまう。
その松の木の生えている山の松の木を倒したら


木がなくなった斜面に
江戸時代乗り物岩と言われた大石が遠くからでも見えた。


夕暮れでお開き前には神辺の山の端に沈む夕日が空を染めて綺麗な夕焼模様を作った。


16時40分 山の向こうに沈む直前

16時47分半分沈んだ太陽


何が何だかよくわからない1日だったが、
多くの人とコミュニケーションがとれたおだやかな夕暮れ
少しお神酒が入りすぎた人を送って散会した。