自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

カスミサンショウウオⅠ

2012-03-20 21:44:48 | Weblog
堂々川のホタルとカスミのおかげで東京まで
行かせてもらったがきょうてい(=怖い)所じゃった。
まさか女3人と雑魚寝をするとは思わなかった。
夜の運動は激しく、180度回る娘もおれば240度回転する娘もいた。
適当に腹や頭を蹴られ、我が体、今日は風邪の症状が出ている。
それでも可愛いし、怒る等もってのほかだ。

「暑さ寒さもお彼岸まで」、「彼岸過ぎて7雪」、日本は広いから色々な言い伝えがある。
昼間は暖かかったから、堂々川を探索する。
鳥の鳴き声がかなり以前とは違い春を感じた。


コゲラは鳴き声ではない木を打つ音


ここからは「から2種」空のからではない。
ヤマガラは青抜けしているが今回はがらにもないヒットになった。


シジュウカラ

やまがら


東京で見た鳥と堂々川で見る鳥は同じDNAだと思うが
何処か東京に住むバードの方がハイカラに見えた。
ここからは水ぬるむ堂々川の水の中


オタマジャクシ


孵化したばかりのお玉は数百いや千ははるかに超えている。
いつの間にか自然の厳しさから2ケタになるのだろうが!
今日は水の中を探す気でいるから網を持参している。
川エビ、正式には沼エビだろうか。




トンボの幼虫


トンボの名は付いているが
毎回でてくるヘビトンボ
親は5月頃孵化するウスバカゲロウの仲間、
綺麗な水に住む昆虫の幼虫で里山では珍しい。



昨年造り、今年は整備しながら観察しているビオトープに
平家ボタルの幼虫が住みついた。
普通ホタルの幼虫は昼間から出歩いて餌をあさることは少ないが
もうすぐ上陸するから餌を食べる必要があるらしい。


ホタルの幼虫


自然界で餌を食べている写真は珍しい。
網を川の中に入れるとトンボの幼虫が入る。
名前はわからないが今年もトンボの乱舞か見られそう。

最後は本日の目的のカスミサンショウウオの観察。
すでに3か所網を入れて見たが山から降りて
湧水のある場所へ現れた形跡は見られない。
最後ののぞみの場所で見つけた。


カスミサンショウウオ
絶滅危惧種Ⅱ類


今年も生きていてくれた。